困難に立ち向かうことのできる子どもの育て方
子供に困難に立ち向かうことができるようになって欲しい
幸せを感じることができる大人になった欲しい
強くたくましく育って欲しい
お子さんをお持ちの方、子供の教育に関わっている方であれば誰もが思うことではないでしょうか?
ではあなたの願いをかなえるためにどのような取り組みをされているでしょか?また具体的にその取り組みを言葉にできますか?
今ままで英語教育で子供の教育に関わってきましたが、結局のところ大人にできることは一つしかありません。
子供にいかに自信を持たせることができるか?
子供が自信をもつことができたら、あとは放っておいても大丈夫です。なぜなら自信を持った子供は自ら挑戦し、自ら学び、自ら成長するからです。
では子供に自信を持たせるためにはどのようにしたらいいのでしょうか?
そのための5つを紹介します。(中学生に上がるまでの子供を対象としています。)
①大人として対等に扱う
②良いところを見つけて心から褒める
③叱るよりも考える機会を与える
④家を安心できる場所にする
⑤両親が自分の信念を持って生きる
の5つです。
①大人として対等に接する
子どもは何もわかってないと考えて、子供のことを見下して接していませんか?
子供もひとりの人間です、大人から見下されていると感じると、自己肯定感を下げ続けます。
具体的に何をしたらいいのでしょうか?
子供の話をまずは聞きましょう。どんな時も。
日常会話もそう、子どもが悪いことをしてしまった時もそう。
そして否定はしない。話を受け入れてあげましょう。大人と同じように。
②良いところを見つけて心から褒める
人間は人の欠点を見つけることは簡単です。誰でもできます。でも人のいいところを見つけるのはどうでしょうか?
良いところを見つけるだけでもかなりの練習が必要です。かつ心から褒めるのはさらに修行が必要です。
心から褒めるとはどうゆうことでしょうか?
より具体的に褒めてあげると、子どもはほんとに褒めてくれているのだと思ってくれます。
そして、言葉だけではなく、笑顔で拍手をして褒めてあげましょう。子供の承認欲求を存分に満たしてあげることができます。
③叱るよりも考える機会を与えましょう。
子供がいけないことをしてしまうこともあります。そんな時に頭ごなしに叱る怒ることはやめましょう。
感情的になって怒りの感情を子供にぶつけてしまうのは、感情コントロールさえすることができない無能な人ということを明らかにしてしまいます。
子どもはいけないことをしてしまった時には
①ダメな理由を具体的に説明してあげましょう。感情的になることなく。
②親の不安や残念な気持ちを伝えてあげましょう。私はこう思ったというメッセージで伝える。
例えば、スーパーマーケットで子ども走り出してしまった時。
子どもを呼び止めて、
「スーパーで走ってしまうと、他の買い物をしている人にぶつかってしまうことがあって、小さい子どもや高齢の方がいた時に危ないからやめようね」「もしあなたがぶつかってしまったら、お父さんは残念な気持ちになってしまうよ」
と①と②をどちらも伝えてあげましょう。そしてどうしたらいいのかを考えさせてあげましょう。
④家を安心できる場所にする
家を子どもにとって安心できる場所にしてあげることは、子供の精神的な自立を助けることのできるために必要です。
Googleの調査によるとチームの向上性を高めるためにはチームが安心できる雰囲気を作ってあげることが不可欠を発表しました。
具体的には自分の考えを発言した時に誰もその発言を遮ることなく、みんなが聞いてあげる雰囲気を作る。発言をする時に怖がることなく発言できる雰囲気を作るなどです。
家庭でも同じことが言えます。子供が精神的に安定してのびのびと過ごすことができるようになるには家庭の環境がほぼ全てです。親が家庭の環境をよくするためにしてあげられることの例としては
・親がこどもに関心を向ける
・夫婦の仲を仲良くするように努力し、家庭の雰囲気をよくする
・親が他人の悪口を言わない
家庭の雰囲気は夫婦の努力次第でいくらでもよくすることができます。まずは家庭の雰囲気をよくする努力を始めましょう。
⑤両親が自分の信念を持って生きる
④の家を安心できる場所と内容がかぶるところがありますが、両親が自分の信念を持って生きていると人生を楽しんで生きていることと思います。
両親が自分の人生を楽しんでいなければ、子供も幸せに生きることなんてできないはずです。なぜなら子どもは親の後ろ姿を見て育つから。
例えば、お父さん、お母さんがいやいや仕事をしていたり、いやいやPTAの仕事をしていたら、仕事って嫌なものなのかと子供も思うようになります。また人生をエンジョイしていなければ、人生って面白くないものなのかと考えるようになり、人生に希望を持てなくなります。
お父さん、お母さんが楽しく人生を生きることで子供も楽しく人生を生きることができます。
結論
①大人として対等に扱う
②良いところを見つけて心から褒める
③叱るよりも考える機会を与える
④家を安心できる場所にする
⑤両親が自分の信念を持って生きる
の5つをお伝えさせていただきました。子どもを育てる過程で大人も間違いなく成長できます。5つのことをしっかりとできる人は、職場でも部下からも必要と求められるようになり、どこのコミュニティでも引っ張りだこになります。
子育てを通じて人間力を伸ばし、子供もたくましく、大人もたくましくなれるようになりましょう!
今日も読んでいただいてありがとうございました!それでは!