これからどんな能力を身に付けたらいいだろう…30歳までの若者に読んで欲しい一冊
「時代の変化に合わせてどんなスキルを身につけようか?」
「自分は何がしたいんだろうか?」
「どの能力を身に付けたら社会に影響を与えられるのだろう?」
30歳直前…そんなことを考える年代ではないでしょうか?
私自身(29歳)は5年前くらいからずっと考えて日々を過ごしてきました。読書に答えを求めたり、会社を作ってみたり、興味のある仕事をしてみたりしてきました。
読書の中からいろんな情報に触れてきましたが、ついに迷える若者のための本を見つけてしまいました。この本はこれからの日本で起こることを的確に予想し、何を身に付けたらいいのかを教えてくれています。若い人は必ず読むべき一冊と断言します。(特に迷っている人ほど)
SNS上で多くの方が絶賛されているので表紙くらいは見たことあるかもしれません。ちょっと分厚い本なのですが、わかりやすく書いてある本なので一気に読むことができます。読書の習慣のない人でも無理なく読むことができるので、ぜひ読んでみてください。
今日はこちらの本から3点に絞って要約をお伝えします。
・これからの日本はどう変わるのか?
・海外と比べて日本の現状は?
・どんな人材がこれから必要とされるか?
これからの日本はどう変わるのか?
人工知能の発展、IoTの導入、ロボットの進化…世の中が大きく変わるとは聞いているけど「私たちの実生活がどのように変わるのか?」「AIが人間の仕事を奪う?明日の我が身はあるのか?」って考えちゃいますよね。
これからの時代は指数関数的に変化をし続けます。1900年のニューヨークでは馬車が移動手段として街中に広がっていたが、1913年には全て自動車に置き換わっているくらいの変化が加速度を増して起こり続けます。
いわゆる作業という仕事はもちろんのこと、さほど難しくない意思決定はAIの導入によって自動的に行われるようになります。
そんな中で必要になる能力は創造力と気づく力。「こんなのあったらいいのにな」と感じる力です。AIはデータを分析したり、現状の課題を解決する方法を示すことはできますが、人間の不満や困ったことを気づくことはできません。
気づく能力こそがこれからの時代では必要になります。
海外と比べて日本の現状は?
日本は他の先進国と比べてほぼ全ての分野で成長が遅れています。金融、保険、電気などのインフラ、飲食宿泊、食料品、情報などを筆頭に成長率はかなり低いです。その一つの原因がIT化への対応遅れです。
日本ではいろんな業種へのITの導入が遅くなり、他の国では自動で行っていることも日本ではいまだに人がやっていたりします。効率化が進まず、成長率で差がつくのは当たり前です。
でも実は一昔前も日本は他の国と比べてとても成長が遅れている状態でした。それは戦後間もない時の日本です。
例えば自動車。戦後間もない頃、アメリカから自動車を輸入してアメリカではこんなすごいものを作っているのかと驚いたホンダの社員。それから数年後日本でトヨタが自動車業界に参入し、今ではトヨタは自動車業界では世界で1番の会社になりました。
日本では海外と比べて一時的に遅れている時も、海外の技術を真似して、工夫して、技術革新を続けて、オリジナルのものより良いものを作ってきた実績があります。
戦後間もない頃と同じようなことが起ころうとしているのではないでしょうか?これから日本は戦後驚くべき成長を遂げていたように成長を遂げます。
どんな人材が必要とされるか?
最初の方でもお伝えしましたが、AIにできないことは気づくことです。私たち自身の目で見て、実際に触れて、構造的にみて、表現する。この流れの中から、「こんなのあったらいいのにな」を生み出し、作り、サービスを作っていくのです。
「こんなのあったらいいのにな」の見つけ方は、現在世の中にない分野、場所で攻めるべきです。
なぜならAIがあらゆる分野で導入されていくと、データの蓄積、分析をいち早く行うことでき、AIの力によってサービスの改善、最適化を早く行うことができるようになるので先行者利益が大きくなります。
誰もがやっていない分野・場所でのこんなのあったらいいのになと気づく能力を鍛えることがこれからの社会で必要とされる人材になります。
また教養的に必要な能力として
・母国語での表現力
・中国語でのコミュニケーション能力
・問題解決能力
・データリテラシー
が求められるようになります。詳しい内容は本を読んでみてください。
結論
これからの時代で活躍する人材になるためには気づく力が必要です。「あ!こんなのあったらいいかも」の気づきを普段から多く感じるように普段からの気づきを大切にしていきましょう。
今日も読んでいただいてありがとうございました!それでは!