見出し画像

【71】google式87つの時間を生み出す戦術『時間術大全』ジェイク・ナップ他

「忙しい」という状態が当たり前になると、どうやったら時間を作り出すことができるのか、考えることもしなくなってしまいます

本書の著者は、世界的なIT企業GoogleやYoutubeで働いていた人物で、私が想像する「忙しい」を超えた状態も経験していると思われます

「時間オタク」を自称する彼らが実践してきた87つの時間術は多岐に渡っており、どこからでも良いので試してみて、自分に合うものを習慣化していくことを勧めています

特にGoogleやYoutubeで働いていた経験から同社が提供するサービスの負の側面まで深く理解したうえでのアドバイスに説得力があります。仕事でもプライベートでもますます影響が大きくなっているスマホ・インターネットとの付き合い方に疑問を持っている方にオススメできます

以下は本書を読んで実践しているものです

ハイライト:毎日「最優先事項」を選ぶ

その日にやることのリスト化、優先順位付けはこれまでもやっていました。それに加えて「ハイライト」をどの時間帯に、どこまでやるのかを明示することは効果的だと感じました。仮に完了できなかったとしても、最優先課題に対して進捗が見られるので、健全な満足感があり、仕事や生活の改善のきっかけを掴むことができます

レーザー:「気を散らすもの」を撃退する

メール、SNS、ニュース速報など気を散らすものを身の回りから減らす。SNSのアプリを削除し、必要なときだけブラウザからログインすることや、メールやメッセージアプリの通知設定をオフにすることで、集中が途切れるタイミングを減らすことができます。ニュースのチェックやメールの返信をまとめて実施することで、思考が途切れることが少なくなったと思います

チューニング:システムを調整、改善する

その日に実践した戦術を振り返り、良かった点、悪かった点を見つけ、翌日以降の戦術に活かします

既に取り組んでいる人には当たり前に感じるかもしれませんが、1つでもやってみると効果を実感できるものが多い印象です。これからも実践と振り返りを行うことで時間に意識的になりたいと思います


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?