「副島園」のお茶に感動。初めて飲んだ"茶ビール"も絶品。
「嬉野茶」。
名前は聞いたことあったけど、ちゃんと飲んだことはない。
2022年。夏。
福岡から長崎県平戸市に日帰り旅行にでかけた帰り。なんと高速で事故が起こり大渋滞が発生したので、急遽、「嬉野温泉」に泊まることに。(平戸市からは車で1時間30分ほどで意外と近い)
そして何気なく嬉野で買ったペットボトルの「嬉野茶」。
これがとても美味しかった。すぐに次の旅行は「嬉野温泉」に泊って「嬉野茶」を飲むことに決まった。
そこから嬉野温泉のホテルを探していると、とても興味深いホテルを見つけた。
それが「和多屋別荘」。
2万坪もある大きなホテルだ。
どこが興味深いのか。
それは。これ。
「嬉野茶」を存分に楽しむ事のできる「副島園(そえじまえん)」というお茶屋さんが入っていることだ。
「もう行くしかない!」
と、すぐに「和多屋別荘」を予約した。
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待ちに待った「嬉野旅行」。
さっそく「副島園」の茶寮カウンターに。
茶寮カウンターはもの凄くお洒落な雰囲気。
こんな場所に来たことない。。。と思いながら注文をすると、目の前でお茶を淹れてくれ始めた。
その時間は、なんとも贅沢で、とてもリラックスできた。
そもそもちゃんとお茶を淹れているところを見たことが無い。
見慣れない急須。
見慣れない作業。
そして「一煎目」が、お茶を飲むときには見慣れない器で出てきた。
この時は夏。だからどうかわからないが「冷茶」だ。
ひとくち飲んでみると、知っているお茶とはまるで違う味がした。
甘い。
出汁の様な味だ。
そして後味はスッキリ。
美味い。
お茶を飲んで、こんなに「美味い」と感じたことは今まであっただろうか。
続いて「二煎目」。
「一煎目」を飲んで、「二煎目」を待つ時間が、とても贅沢な時間に感じた。
「二煎目」は、綺麗な透明なグラスだ。
適温でスッキリした味わい。
これもまた美味い。
「二煎目」は、お茶菓子と頂く。
羊羹。
マカロン。(追加で注文)
どちらもお茶と合う。
選び抜かれたお茶菓子なんだと思う。
最後に「三煎目」まで頂いた。
もの凄く充実した、贅沢な時間を過ごせた。
お茶がこんなにも美味しいとは知らなかった。
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そして、実は、もう1つ、目的の場所がある。
それが「副島園」のもう1つのお店。
「副島園 the BAR」。
名前の通り、夜にOPENする「副島園」のBARだ。
ここで絶対に飲みたかったもの。
それが「茶ビール」。
「茶ビール」を頼むと、瓶ビールと「お茶」が運ばれてきて、目の前で作ってくれる。
グラスにビールを注ぎ、そしてそこにお茶が注がれると、みるみるうちにお茶色に染まっていく。
ひとくち飲んでみると、とても香りがよく、普通のビールよりも飲みやすい。
お茶とビールがこんなにも合うことに驚いた。
実は私は「ビール検定」を取るほどに「ビール」が好きだ。また新たな美味しいビールを知れたことが嬉しい。
他にも「ほうじ茶ハイボール」や、「冷茶酒」など、お茶を存分に楽しむことができた。
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茶寮カウンターで飲んだお茶も。
BARで飲んだ茶ビールも。
副島園では、本当に贅沢な時間を過ごさせてもらった。
そして「お茶」という新たな楽しみも見つけられた。
旅行に行くと、新たな楽しみが見つかるから面白い。
最高の「嬉野温泉旅行」だった。