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ギブ、ギブ、ギブ
コスパ、タイパ。なにそれおいしいの。
正直、コスパとタイパはとても大切なものだと思います。
ただし、この2つは同じ環境が続くことを前提にしています。
変化する中では何が(効果)パフォーマンスになるかわかりません。特に中小企業診断士を取得して、人生を変えていくならなおさらです。
どんな仕事が来るか、どんな風に生きるのかを自分で作っていくことを決める中では、タイパ・コスパを評価することはまず無理だと思います。
一番大切なことは少しでも新しいことを体験することだと思っています。
百聞は一見に如かず、百見は一考にしかず・・・
ことわざで「百聞は一見に如かず」は有名ですが、続きに「百見は一考にしかず」、「百考は一行にしかず」、「百行は一果にしかず」・・・という続きがあったりします。
これをそのまま受け取るとセミナーで話を聞く(一聞)は実際に行動する(一行)の百万分の一であるということになります。
結局、自分でやることが一番成長に繋がっていきます。
実際の行動をするためには?
実はこの日本はチャンスだらけです。何もやらない人ばっかりですから。
「やります」と言えば、大体の場合チャンスは回ってきます。
特にめんどくさい、つまり「コスパの悪い」案件は溢れまくっています。
仕事に関係のない雑用関係の仕事、協会での雑用や研究会での発表などもこの一つです。
あと、行動をするためのチャンスを得るためにはリアルのコミュニケーションは重要です。知らない人には頼まない。じゃぁ、知ってもらえばいい。AIDMA視点だったら何をするのか。
「ギブ」アンド「ギブ」・・・勝手に「ゲット」
コスパの悪い案件はお金(報酬)を得られることはほとんどありません。
いくらやっても「ギブ」だけです。
「ギブ」の案件をちゃんとできると、更に「ギブ」の案件が回ってきます。
そして「ギブ」の案件でも周りの人は結構見ています。どれぐらい仕事ができるか、人柄はどうかなどがメインになります。
儲からない「ギブ」案件を積み重ねていくことで、得られるものは「経験」と「人柄に対する認知と信用」です。
なんにも「テイク」はありません。誰からも貰うものはありません。自分で「ゲット」していくものになります。
お薦めはしないけど、生き方の一つ。
これは自分の考えなので、あんまりお薦めはしません。コスパは絶対悪いですし。ただ、案件は増加しますし、結果として経験を積み重ねられます。楽しい機会も増えます。
「ギブ」を積極的にすることでも診断士の世界ではなんとか生きていけるし、「ギブ」で得られるものもあるということを感じてもらえればと思ったりしています。
まぁ、「ギブ」がいつまで続くんだろうというのは思いますけど・・・