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中小企業診断士とハングリーさ
「ハングリーさ」はとても大切
私は「ハングリーであること」は非常に大切なことだと考えています。
「ハングリー」を言い換えると必死さ、焦り、危機感と言ってもいいかもしれません。英単語としては間違いなんでしょうけど。
ただ、最近出会う診断士の方に「ハングリーさ」が全然ないのが、凄く気になっています。特に独立する人にですかね。
間違えてはいけないハングリー
ハングリーというのは決して行儀が悪いことではありません。むしろ行儀は良い方がいいです。
「俺に仕事よこせや」というような、本当に仕事がなくて、お金に卑しくなってしまっている人がいないわけではありませんが、そういう人には仕事を頼もうとはなりません。
独立している人の中にも間違ったハングリー精神で頑張っていらっしゃる方がいますが、人が離れていくばかりなので、気を付けた方がいいです。
独立者にとって正しいハングリー
独立者にとっての正しい「ハングリーさ」とは何か?
これは個人的な考えですが、積極性、向上心、あとは適度な馬鹿さです。
積極的に参加することはやっぱり一番大切なことだと思います。後はダメ元で行動することが状況を変え、改善につながる第一歩です。
向上心としては知ってもらおう、学んでやろう、抜いてやろうというような人がいません。色々な会に出ますけど、全然見ません。
適度なバカさは行動すること、ぶつかっていくことにつながると思っています。
独立した人は自分を、クライアントを、社会を「変えること」が仕事になるので行動しないことは「死」と同義だったりします。
この変えることを実現するためには「適度な馬鹿さ」が必要なんです。まぁ、独立する時点で大体の場合は馬鹿なんですけどね。
自分はハングリーだったか?
自分を振り返るとハングリーだったかと言われれば、自信をもって今の人よりはハングリーだったと答えます。
前提としてはお金の余裕は多少ありましたが、預金通帳が減っていく中ではハングリーな気持ちはやっぱりありました。
ハングリーな気持ちは自分の行動にもつながっていたと思います。
一回、一回のイベント参加で何かチャンスをつかみたいと思って、新しい人、偉い人にアプローチしていました。
飲み会の時は先輩が話している内容、ノウハウを全て持ち帰りたいと飲み食いもそこそこに聞いていました。
自分のことを知ってもらいたいと思って、名刺交換した人には必ずメールを送っていました。
協会活動に参加しても、下っ端のころから意見を言い、下働きで価値を出そうとしていました。
まぁ、そこまで必死さがあったというよりは楽しかったからというのが実際のところではあるんですが。
自分の真似をしろというつもりはありませんし、馬鹿だなぁ(現在進行形)とも思うのですが、一方で最近の人に物足りなさを感じます。
まとめ
最近、独立する人が増えているのですが、すごくお行儀が良いというか、お気楽に見える人が多いです。
診断士のネットワークである、先輩を最大限利用すればいいのに、理事長にも、副理事長にも働きかけない人たちを見ていて、気になって書いてみました。