足のシビレの治し方
今回は、
「足のシビレ」
について考えてみましょう。
足のシビレは、
誰しも経験したことがあると思います。
それは、・・・・
「正座”せいざ”」
です。
正座を30分位していると
次第に足がシビレ始めて、
立ち上がれない・・・・
歩くとまともに歩けない・・・・
といった具合になります。
でも、
通常、正座などによる足のシビレなら
「5分弱」
で回復しますよね。
それは、
お尻の凹んだところから出ている神経
「坐骨神経の圧迫」
によって起こる
一過性のシビレが原因です。
この坐骨神経は、
いろいろな下半身の症状を
引き起こすので有名です。
坐骨神経を上に辿ると・・・
馬尾神経→脊髄神経→脳
下に辿ると
大腿神経→脛骨神経→腓骨神経→足裏
というように
上から下まで
全て繫がっています。
だから、
ギックリ腰、腰椎ヘルニア、
腰部脊柱管狭窄症などの原因で、
腰骨から出た脊髄神経の圧迫により、
坐骨神経痛になったり、
足がシビレたり、
マヒしたりするのです。
これを改善するためには・・・・
「下半身の神経圧迫を開放すること」
を基本とします。
①腰骨から出ている脊髄神経圧迫
②骨盤部位付近の脊髄神経の枝
(馬尾神経、坐骨神経)圧迫
③膝付近の脛骨神経・腓骨神経圧迫
①と②は、
内臓器官との関連があるので
専門家の施術を受けるべきでしょう。
③は、自宅でも治療が可能な範疇です。
膝から下(スネの骨)を、
まず内側にひねってみて
足の感覚を確認してみます。
もし血液の流れが良好と感じたなら、
その方向に約30秒位キープします。
それを5回以上繰り返すと70%改善します。
逆に、
外側にひねってみて
足の血液の流れが良好と感じたなら、
スネの骨の外側の骨と内側の骨の隙間が
狭くなっている可能性があります。
その場合は、
骨と骨の間を開くように両手で力を加えて下さい。
血液の流れが改善したと感じたら、OKです。
ただし、