英語で流暢に話す必要はなし。でも話せるようにはなります。
いつも「呟き伯爵」をご愛読いただき有難うございます。
声に出しましょう。
英会話をしたい人に朗報です。英会話は誰にでもできます。
例えばアメリカ人やイギリス人の子供達を見てください。ペラペラです。
何故ペラペラか?難しい方程式はありません。
ただただ使う。話す。声に出して言うです。
あなたがもし翻訳家になりたいなら、ロボットに翻訳させてそれを日本語で如何に真意を読みやすいように修正するか、と言うスキルをこれから磨いてください。
あなたがもし執筆家になりたいなら、構文も含めかなり深く入り込んでその言語を習得する必要がありますね。
でも、もしあなたが会話したいなら?構文理解も大切ですが、古くに編纂されたテキストブックを読むのではなく、実際の会話文の例を沢山見てください。そして実際に声に出して言ってください。
日本語標準語を声を出して話せる地方の人達
日本では標準語(ほぼ東京弁)が至る所で聞けます。関西出身のお笑い芸人さんたちのお陰でかなり関西弁が全国区で認知されていますが、関西弁を流暢に話せる東京の人をあまり見た記憶がありません。
関西でなくても、例えば九州でも四国でも東北でもどこでもいいです。標準語を話せる人、多くないですか?多いですよね。声に出してコピーされているからです。
僕自身、オーストラリアに移住当初、日本人の方が運営されている小さな職場で仕事をしていました。秋田出身の女性と、僕と同じく大阪出身の女性と、そして僕です。
大阪出身のお好み子さん(仮名)と僕が大阪弁で話していると、秋田出身のきりたんぽ子さん(仮名)が、「全然わかんない〜。もう嫌!」となったので、僕は標準語を実際に声に出して言う訓練を始めました。
今では「え〜、みのっちさんって大阪出身なんすか?全然訛ってないですね。」とほぼみんなから言われます。
声に出して実際に言ってみる。突き切って大阪弁でもいいですが、違う発音で話す快感、僕はもう辞められません。
LとRとVに気をつけて、話す
日本語でも同じです。物心ついて、近所の友達、学校のクラスメート、クラブの先輩、会社の同僚や上司など、私たちは実際に聞いて「あっ、そういう言い方あるんだ」と真似してそしてそれが自分のものになって行く。
だから一夜で習得ができるモノではないですが、実際に言ってみる、話す環境の中に入る、その環境を作る、そして続ける、は必須です。
日本にとって理想は、例えばシンガポールやヨーロッパの国々のように、国や自治体・社会が英語を共通語として使っている環境ですが、残念ながら日本はかなり遅れを取ってしまっています。
なので出来る限りその環境に自分を浸すことが最重要です。そして英会話ならLとRとVの発音に気をつけて実際に声に出す、です。
いきなり流暢な国連のスピーカーになる必要はないです。なりたい人はなれます。頑張ってください。そうでなく英語でいろんな国の人たちと会話して交流したいというのであれば構文も大切ですが、とりあえず会話集でフレーズを見て理解し話してみてください。
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実際に毎日あなたが話している日本語って、教科書に出てくるようなかっちりとした日本語ですか?違いますよね。外国の人達もそうです。それが英語だったり、フランス語だったり、中国語だったりするだけです。
声に出して言える環境に浸って、そして続けましょう。
おまけ
Stephen Pastis さんが書いたTimmy Failure シリーズは英語圏の国の小学高学年〜中学生向けに書かれたコミックブックです。
このシリーズのいくつかでも全部でもいいです。とりあえず一冊 Mistakes Were Made (僕の子供たちが好きで読んだお古を僕が読んだモノです)読んでみてください。構文・会話、英語での会話に必要な全てが入っています。単語・語彙を変えれば仕事でだって使えます。面白いストーリーなので、漫画の単行本を読む感覚で英語が理解できると思います。