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首班指名選挙で無効票はありなのか?

衆院選後の最初の国会、特別国会が今日召集され、首班指名選挙が行われた。
衆議院では自公が過半数割れしているため、30年振りの決選投票となった。
ここで84票もの無効票があった。
これは国民民主党や日本維新の会がそれぞれ決選投票でも自分の党の代表に投票したから。
国会始まる前から国民民主党も日本維新の会も一回目の投票も二回目の投票もそれぞれの党首に投票すると宣言していたから、結果に驚きはないのだけど何かすっきりしないなぁと感じるのは私だけだろうか。
国民民主党の玉木代表は自公と政策協議をして政策実現を図るんだと言っている。その時点で自公政権を前提としているのだから、二回目の投票は「石破茂」と書くのが筋だと思うのだが……
一回目の投票で野田氏の票は151票
二回目で160票だから一回目に野田と書かなかった9名が野田と書いたことになるのだが、共産党は二回目は野田と書くと宣言していたから、もう一人どなたかが野田と書いたことになる。
それ以外はみんな一回目と同じ投票をしたことになる。
みんな「石破」とは書けないけど、立憲の政権には出来ないよなぁということなんだろう。
分からんでもないが……
野党側のリーダーにもっとカリスマ性のある人物がいたら、衆参ともに過半数になるよう自民党に手を突っ込んで自民党を割って、政権を取りにいくことも出来たのだろうが、そういうリーダーも不在なのが残念でならない。
と思いながらも、今の自民党の反執行部派は高市さんに投票したタカ派の議員が多いと思うとそこと野党での連立政権は無理だよなと思うので、こういう結果はやむを得ないのか……
総選挙で自公を過半数割れに追い込んだけれど、参院で与野党逆転しないとこの先には進めないんだろうなと思うと来年の参院選は非常に重要なのだ。

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