高齢の親とは連絡取ろう!〜異常死の7割は高齢者

東京23区の「異常死」
高齢者が7割占める…という記事を見て自分も父親がひとりで暮らしているのに滅多に連絡を取らないから1週間に1回位は連絡しないとダメだなと思った。
同じように感じた方もいるのでは?

異常死というとよほど変わった亡くなり方をしたのかと誤解する方もいるかもしれないが、多くは一人暮らしの方が亡くなってから発見されて死亡原因が分からず検案する必要があるというものだ。
一人暮らしの「異状死」は検案までの死後経過日数は10日以上が2371人で、このうち30日以上は965人だという。
なくなって10日間というとかなり臭いも出てくると思うが、そういう方が東京23区だけで2,000人以上、ひと月発見されない人が千人弱という数字は驚きではないだろうか。
2000年代の初め頃からひとり暮らしの人が自宅で亡くなり発見まで時間がかかってしまう事を孤独死と呼ぶようになり、一時期、マスコミなどでも頻繁に取り上げられていたが、高齢者のひとり暮らしが増えた現在は最早当たり前とまでは言わないが、よくある事になってしまっているのだろう。
孤独死はゼロにはならない。
なぜなら、ひとり暮らしの方が亡くなる前に家族に連絡出来れば良いが、それが出来るくらいなら亡くなりはしないのだろうから。
そして、一生未婚のまま、しかも、兄弟もいないとなると自分より若い親戚がいなくて連絡する相手もいないというケースが今後増えていくのだろう。
自治体の中には孤独死をゼロにする取り組みを進めている自治体も増えてきているが、孤独死は必ずしも高齢者に限った訳ではなく現役世代でも起こり得るので有効な手立ては中々ないのが現状だろう。
発見が遅れる理由に新聞を取らなくなっている事も影響していると考える。新聞を取っていれば郵便受けに新聞が溜まってしまい、あれ?と気がつくでしょうが、それがないのである時より見つかりにくくなっているだろう。
では、どんな対策が有効なんだろうか?
正直なところこれで全て解決みたいな特効薬はないだろう。
まず、親や親類にひとり暮らしの人がいたら頻繁に連絡取るようにすることを周知していく。
未婚率、少子化率を下げて、子どものいる人を増やす←簡単じゃないが
介護が不要な方も安価で入所出来るような施設があると良いなとも思う。ワンルームマンションみたいに個室で風呂トイレもある部屋が基本で食堂だけが共有部にある。食事は希望する人には食事のサービスもあるみたいな施設が国民年金受給者でも入れる値段であると良いのになと思う。
財政的な制約もあるので中々良い案は浮かばないが、意識を持って対策を考えないと20年後、今の3倍くらいになりそうで怖い。
という事で、明日、父に電話してみようと思う💦

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