元バンドマンで普段聴く音楽もバンドものばかりの私が職業作曲家を目指したときにぶつかった壁
こんにちは。
会社員をしながら音楽クリエイター(職業作曲家)として活動しています、AKIHATAです!
今回はタイトルの通り「元バンドマンで普段聴く音楽もバンドものばかりの私が職業作曲家を目指したときにぶつかった壁」について書いていきたいと思います!
私がぶつかった壁(現在もぶつかっている最中なんですけど、、、)というのが一体なんなのかというと、
シンプルに「バンドもの」以外の曲が作れないことです!!!!
正確には作ることはできるのですが、音色選びやアレンジ面で慣れ親しんでないものを作るわけなので、どうしてもハードルが高く感じてしまうんですよね、、(修行あるのみ!!)
え、じゃあ別に自分の得意なバンドものだけを作ればいい話じゃない??って感じる方がいると思うのですが、職業作曲家として参加できるコンペでいかにもなバンド系の楽曲を求められることは非常に少ないです。
コンペで求められる曲のジャンルとして多いのが、アイドル曲とソロorユニット系のDIVA系歌手の曲です。そして、そのアイドルや歌手は女性である場合が多いため、必然的に女性キーで作らないといけません。当然仮歌も女性に歌っていただく必要があります。(ちなみに、歌うのは女性だけどコンペに提出するデモ音源は男性キーで仮歌も男性で構わないというコンペもときどきあります)。
バンド系のアーティストに向けたコンペというのは基本的にないということですね。理由はシンプルで、彼らは自分達で曲を作ることができるからです。
活動を始めてから、これまでバンドものしか作ってこなかったことや、自分が歌う想定で男性キーの曲ばかり作ってたことが悔やまれるなあ、、と感じることが非常に多いです。どうにかしなきゃ!!!と常々思っております、、、、
しかし、じゃあアイドルの曲にはバンドで使う楽器が一切使われてないかというと、全くそんなことはないです(当然ですよね)。ドラムとかギターとかベースとかエレピとか、アイドル曲であっても普通にそれらの音は入っています。入っていなければ成立しない曲がほとんどです。要は、いかにもなバンドサウンドにするのではなく、どれだけアイドル曲や歌手のイメージに落とし込めるかが鍵となっているわけですね。そして、その部分での技量が足りていないときに安易にも私は職業作曲家になろうとしたのです(笑)
今現在は、色々なアイドルや歌手の曲をコピーして勉強しながら、他のクリエイターさんと共作でデモづくりをする日々を送っています!勉強するために、学生時代には全く聴いたことがなかったアイドル曲をたくさん聴くようになり、順調にアイドル達のファン(オタク??)になりつつあります(笑)
職業作曲家を目指してぶつかった壁もありますが、今まで興味を持たなかったジャンルの音楽に触れてその良さに気づけたことで、より自分の音楽ライフが充実しているような気がしています。そして、有難いことに今はほんとにレベルの高いクリエイターが回りにものすごく多い環境にいるので、共作しながらその方々のメロディ、コード、音色、アレンジ等からたくさんの刺激を受けています。
もし、この記事を読んでいる方の中で職業作曲家になりたいと思っている方がいましたら、早いうちから色んなジャンル(特にアイドル曲)に対応できるようにしておくことをオススメします!
以上が、私が職業作曲家を目指したときにぶつかった壁の話でした!
読んでいただき、ありがとうございました!