五行と人間!健康な五行が健康なからだをつくる
肉体は生命の根本になる
宇宙を構成するエネルギーは五行で、人間も五行からなる自然界の一部だ。人間は肉体と精神からなる二元化の存在だが、肉体は精神を含んでいる器であり、生命の本質を成すため、肉体は生命の根本になる。肉体が存在した後に精神が肉体に結合できるため、肉は霊に優先する存在になる。しかし、人間は肉体的エネルギーが衰退期に始まり、色々な病気に露出し、その時期になって初めて自分の体に対する関心を持ち始める。
人間は理性と五感を使う存在
人間は精神を構成する理性と五感を使う存在であるため、若い時には肉体より精神を優先するようになる。すなわち、すべての人間は若い時は肉体よりは理性に関心を持つようになるが、年を取って健康に問題が生じ始め、生命の危機を感じるようになり、肉体の重要性と深刻性を認識するようになる。したがって、一般的に人々は肉体が生命の根本だという事実を一歩遅れて悟ることになる。
五行は人間の根本的なエネルギー
四柱推命学の根源となる五行は人間の肉体を構成する根本的なエネルギーであり物質だ。人間の肉体は五行の作用をもとに肉と骨格、そして五臓六腑を構成することになる。四柱推命学で天干より地支の作用を優先する理由も、やはり土と人間の肉体は同じだという概念で理解するためだ。
木と人間
五行の中で木は仁で、人間の善良な本性を意味する。木の気運で形成された体の器官は、肝臓と胆嚢になる。木が適当であれば善良な性格がそのまま現れるが、木が強すぎたり弱すぎたりすると怒りを抑えられず、暴力的になったり、忍耐力が足りない性格で現れるようになる。
火と人間
五行の中で火は礼で、節制された言葉と行動で正しい性格で現れる。火の気運で形成された体の臓器は心臓と小腸だ。命式で火の気運が適当であれば、このような本性が肯定的に現れるが、火が強すぎたり弱い場合、感情の変化が激しく、ちょっとしたことで過敏に反応してしまい、自分の感情をコントロールできなくなる。
土と人間
五行の中で土は信で信頼を意味する。土で形成された体の臓器は胃腸と脾臓だ。命式に土が適当で胃腸と脾臓が丈夫な場合、自分の言動に十分に責任を負うことができる頼もしい人物という評価を受けることになる。しかし、土が強すぎたり弱すぎたりして胃腸と脾臓が弱すぎたりすると、自分の言動に責任を負わず、他人を疑う心理が強く、実現不可能な言動と考えで人との接触を極度に回避する一人ぼっちになる場合がある。
金と人間
五行の中で金は、義で不義を我慢できない正義感を意味する。金の体の器官は肺と大腸で、命式に金が適当で肺と大腸が丈夫な人は不義を我慢できない正義感があり、分別力があると言える。しかし、命式に金が強すぎたり弱すぎたりして肺と大腸が弱ければ意気消沈で、臆病で、ちょっとしたことに落胆する気が弱い性格で現れる。
水と人間
五行の中で水は知で深い考えと聡明さを意味する。水の臓器は腎臓と膀胱で、命式に水が適当で腎臓と膀胱が健康であれば積極的で緻密で、正確な判断力を持つ賢明な人だ。しかし、水が強すぎたり弱すぎたりして腎臓と膀胱が弱い場合、不安焦燥感、判断力が正確ではなく、頻繁なミスを犯す性向として現れる。
五行と体は共に動く。五行が健康であれば精神も健康であり、体が病気になると精神も弱まって患者になる。人間は五行と共にする存在だ。
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