人間の運命が決まる5つの過程 ! 五行の変化 - 刑・冲・破・害・合
五行は5種類の相互作用を起こす
命式を構成する五行は5種類の相互作用を起こす。五行相互間に起きる5種類の作用で人間の運命が決定される。人間の運命は、命式や5種類の作用を通じて設計の段階を踏むことになり、運を構成する五行と命式の干支が再び5種類の相互作用を通じて人間の人生が決定されるのだ。人の運命が決定される過程がどれほど複雑で多様な五行の作用による変数が多いことが推察できる。
回復不能の経済的な破局 - 刑
五行の作用で刑の作用は刑罰という意味で、寅巳申や丑戌未が命式に位置したり、運の作用によって形成されても作用が現れる凶殺だと解釈する。手術や法的争いによる処罰や回復不能の経済的な破局を意味すると知られている。命式に刑を成した五行があれば、五行が持つ本来の作用が十分に発揮できない損傷した状態と解釈される。
止まらないエネルギーの衝突 - 冲
五行の作用で最も頻繁に接するのは冲の作用である。天干の冲である天干冲と地支の冲である地冲に区分することになる。甲庚、乙辛などの天干冲と子午、丑未などの地冲は持続的で、止まらないエネルギーの衝突を意味する。運の作用で冲の関係を解消できなければ、衝突の作用は繰り返し起き、二つの五行とも正常な作用が不可能な状態につながるのが冲の作用である。
不完全な五行の作用 - 破
五行における破の作用は包括的かつ複合的な作用であるが、子午卯酉と寅申巳亥、辰戌丑未で構成されるが、いずれも三刑殺と重なる作用である。子午卯酉は五行の純粋なエネルギーであり、辰戌丑未は土庫の作用であり、寅申巳亥は強い陽のエネルギーを持つ五行だ。エネルギーが衝突して損傷を受け、煩わしい状況を作り出す作用を意味するものだ。六破の作用は傷ついた状態で、不完全な五行の作用を意味する。
人間関係の否定的な作用 - 害
五行作用における害の作用は人間関係の否定的な作用で、寅巳、子未、申亥の6つの作用をいう。途中で邪魔をして傷つけたり、被害を転嫁する問題に直面することになる作用を意味する。
本来の作用性を喪失する - 合
五行の作用で最も問題になるものとして合の作用がある。亥卯未、寅午戌、巳酉丑、申子辰で構成されるが、合の作用は冲や刑の作用のように中断されることなく持続的な作用になる。合の作用はそれぞれの五行のエネルギーが持っている本来の作用性を喪失するというのが最大の問題だ。冲の作用は強い側も被害を受けるが、弱い側が崩れる状態で作用が止まることになるが、合の作用はそれぞれの五行が持っている固有のエネルギーを捨て、他の作用に同調することになり、すべての作用から排除される結果をもたらすことになる。
合の作用は、副次的な合化の作用につながるため、失った五行本来のエネルギーを取り戻すことが不可能であるという点で、最も深刻に考慮しなければならない五行の作用といえる。
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