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1泊3日の島旅。

1番最近の旅行といえば、船で訪れた伊豆大島。
金曜日の夜10時、仕事終わりに竹芝桟橋へ。さるびあ丸の甲板で、たまたま居合わせたキャンプ好きのロシア人夫婦の話を聞きながら一杯。夜風に当たっているとレインボーブリッジが。

夜中には消灯するので、プライベートな船室(特2等)で就寝。朝の6時には伊豆大島に到着。

まずは御神火温泉でゆっくりと平日の疲れを癒し、朝8時から三原山へ。一緒に船を降りたたくさんの人々はどこへ行ってしまったんだろう…というくらいの静けさ。
整備された歩道を長いこと登っていくと三原神社の鳥居。空気がおいしく良い景色。
残念ながらお天気があまり良くなかったので火口まで登って今回はおしまい。帰り道はツアーのお客さん何グループかに会いました。

まだ早いのでまずはお豆腐屋さんへ。ドーナツを食べたかったけれど配達が終わった昼過ぎから作ると言うので、もうひとつのお目当ての納豆を購入。一見頑固親父?とも思える雰囲気の店主、実はおしゃべりのおじさん。三原山の話や熱海の話をのんびりと。

それでもまだまだ時間が早いので南に下って地層大切断面を通りながらこれまたお目当てのラーメン屋さんへ。切断面は本当にバームクーヘンだった…!ラーメン屋さんはオープン直後のためすでに1回転目が満席。お店の人に駐車場いっぱいだから、前の道路に路駐して。寄せておけば大島は違反にならないから。と。違反にならないと言われてもちょっとドキドキしながらギリギリまで寄せたのでした。島のり貝塩ラーメンはラーメンに詳しくない私ですら唸る美味しさ。ラーメンでまた明日も食べたいって思ったのは初めて。

そこからは伊豆の踊り子で有名な波浮港や、右手に筆島を見ながら北上し、相方の最大の目的地である裏砂漠へ。道中すれ違ったご夫婦に風すごいわよ〜と言われたけれど、は〜いと応えて向かったところ、本当にすごかった…。なんと私はよろけた足元を救われ横向きにヒュンッと転んだのでした。側から見てた相方には笑われたけど、ザリザリ岩岩の大地に落っこちてとっても痛かったので皆さんご注意を。

それからまだまだ北上し、泉津の切通しへ。その名の通り巨大な切通し。迫力ありました。
お宿は岡田港の民宿。日没までには時間があるねということで、ソムリエがやっているワイン屋さん兼自家製の伊豆大島蜂蜜屋さんに行ったり、明日葉アイスを食べたり、旅に来るといつも欠かせないスーパー巡りをして夜の花火を手に入れたり。

お宿に着くと良い雰囲気。築50年というけれど、リニューアルもされていてさっぱり綺麗。それでいて民宿感を感じる温かい雰囲気。今回泊まったのは「ひらまさ」というお部屋。全室魚の名前でそれもまた良し。夕飯には刺し盛りを追加しておいたのだけれど大正解。初めて食べたクロシビカマス。地元では「サビ」と呼ばれて馴染みがあるそう。とっても美味しかったなぁ。

夜から大雨予報。明日東京に帰れますように…とちょっとした不安を抱えながら、日の出浜で花火。誰もいない小さな浜で暗い海を見ながら穏やかな時間でした。

翌日目が覚めると台風のような天気。船の振替手配やら色々しながらちょっとどきどきしながらも、大雨の中お目当てのべっこう寿司を。今日は雨ですね〜と言うと、そうだよ〜今日はお客来ないよ〜と嘆きながら、だからたくさん買ってねとその場で握り中の中トロ渡してくれる店主のおっちゃん。美味しすぎてウキウキでお寿司購入しました。大雨すぎて車で食べたけど美味しすぎてペロリ。これもまた食べたいな〜。

そんなこんなでお土産見たり、火山博物館で学んだり、雨の様子を見ながらドキドキしていたけれど、結果、ジェット船が無事運行して、行きは8時間かかった道のりをたったの1時間半ほどで帰ってきてしまったのでした〜。

島旅というと身構えがちだけど、すごく近くてすごく自然豊かですごくおいしくて、仕事終わりの1泊3日、癖になりそうです。

・前田豆腐店
・らぁ麺よりみち
・WINE-ISLAND風待
・民宿舟吉
・いざなみ


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