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植物界の革命児→白いキンコンの生活SilverDragon

割引あり

【Noble dame blanche dans la forêt=森の白い貴婦人👸】
S’ils n’ont pas de pain, qu’ils mangent de la brioche ! 
→光が無いなら、菌に頼ればいいじゃない

光を求める競争に勝ち抜くことが唯一の生き方だった植物界の考えを根底から覆した植物界のキンコン(菌根)のお話です。

初夏の頃、薄暗い林床に真っ白な煙管型の植物が、花を咲かせています。私にはそれが『白い貴婦人』のように見えます。
そもそもこれが植物なのか、キノコなのか?
人によっては、何だか不気味に感じるかもしれません。別名ユウレイタケといい、昔の日本人は気味の悪いキノコ🍄だと思っていた節が有ります。

「動物と植物の違いは何か?」という問いに、葉緑体の有無(光合成)を挙げる人が大多数だと思いますが、この植物は葉緑体を持ちません。
だから全身が透き通るように真っ白なのですが、その為、別の方法で栄養分を獲得しなくてはなりません。

植物は光合成という最高のテクノロジーを駆使して、水と光さえあれば飢えることはない約束された地位を手に入れました。
しかし、これは同時に数億年に及ぶ植物同士の光をめぐる弱肉強食(レッドオーシャン)環境を作り出してしまいました。

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