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偉大な作曲家達が使っている必殺技


1.モチーフを活かしながら、曲をどれだけ展開させられるか


今回は、僕が音大生時代に学んだ、

曲のカナメとなるモチーフ(フレーズ)を活かしながら、どれだけ曲の展開を豊かに引っ張っていけるか」

という技について、今日は、お話していきます。

曲のカナメとなるモチーフ(フレーズ)は、例えばベートーヴェン「ジャジャジャ ジャーン」のあのフレーズのようなものですね。


「文字読むの面倒だよ」という方は、音声バージョンもありますので是非👇(ピアノ弾きながら喋ってます。)


2.メロディの展開って、手こずりますよね


僕は音大の作曲専攻にいた時、とっにかくメロディの展開に手こずりました。

手癖に頼ると、どうしても似たような曲ばかりになってしまいますよね。

「どうすりゃいいんだ・・・」と葛藤していた時、レッスンで【モチーフを活かす】という事を教わりました。

instrumentalを作ってる方だけじゃなくて、歌モノを作ってる方でも、アレンジのメロディや、リフの使い方で凄く参考になると思います。

ベートーヴェンの運命なんかが凄く分かりやすいですが、

冒頭の曲のカナメとなるモチーフ「ソソソミ♭〜 ファファファレ〜」が終わった後、

ずっと、「タタタ タ〜」「タタタ タ〜」と冒頭のモチーフを活かしながら、飽きさせないように豊かに展開されています。

是非、そこに注目しながら、冒頭に貼ってあるリンクから一度聞いてみてください。


3.モチーフを天才的に活かした僕が愛してやまない名曲


ミシェル・ルグランという映画音楽界の大巨匠が作曲した「風のささやき」という曲があります!(iTunes storeにしか販売されておらず、リンクが貼れませんでした)

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この曲は、基本的にずっと同じリズムでメロディを構成しているんですが、メロディと和音の響きをあれだけ魔法のように扱う事で、

さすが映画音楽界の大巨匠と言わんばかりの名曲に仕上げられています。

分かりやすい例えだと、小学生の頃に歌っていた「カエルのうた」の、

「カエルのうたが〜 きこえてくるよ〜」は、同じリズムですが、

あのリズムと曲の世界観を保ちながら、いつまででもウットリ聴いていられる展開を作る。というニュアンスですね。

ミシェル・ルグランの風のささやきには、本当にやられました。

歌バージョンもありますが、冒頭に貼った僕のstand fmでは、ピアノを弾きながら分かりやすいように、お話しています。

是非、覗いてみてください。



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