11月20日 冥王星が水瓶座へ
11月20日に冥王星が山羊座から水瓶座へ移動する。
階級制度、家父長制、トップダウンで機能する社会が終わり、風の時代が本格化する、と言われている。
上の人が力を持ち、下の人が従う慣習は、風で吹き飛ばされるのかな。
そのような制度が保たないとわかれば、競争社会は終わるかな。
戦って勝ち取る、勝ち上がることを後押しするエネルギー、ラッキー現象がなくなるのだろうから。
パワフル冥王星により水瓶座のエネルギーが強まる。
老若男女みんな同じ人間、生命に価値の上下など無く、それぞれが何かをこの世界にもたらしているって認識をみんなが共有して、みんなで豊かに楽しく生きようねって感じになるのかな。
私は惑星が好きだから西洋占星術を学んだ。惑星たちのエネルギーを感じ取るのは幸せな時間だ。
でも、盲信はしていない。
なぜじゃ?と思うことはいっぱいある。
ざっくり言うと、古からチャネラー的人々が、夜空の星を眺めて感じて、どの星がどの辺にあると『こんな感じ』というのを掴んで、その感じを感じると人々はどんな反応をするのか?と言うデータを膨大に集めて出来てきたのが西洋占星術らしい。
あるレベルでは統計学だし、精神分析や心理学でもある。
主はあくまで個人の意識というスタンスが大切だと思っている。
だからチャートに見えるものは、自分の視点からの可能性の発見に過ぎない。
社会は、すべての人類の集合無意識で動いている。
集合無意識の最も強いエネルギーが先に先に現実化している。
私には、そのように見える。
そして物質界には、恒常性維持機能とか、質量保存の法則などと呼ばれるものがある。
すべては変化するけどあんまり急激には変わらないようにしよう、大変だから、みたいな動きだ。
シンプルに、地上ではエネルギーが物質化、現実化して影響が可視化されるまでに時間がかかる。
超パワフルな冥王星が水瓶座に入ったからと言って、いきなり上下制度的マインドが消えるわけでは無いと思う。
個人の意識は最終的に個人にしか変えられないし、きっと、それが重要。そうでなければ、個が存在する意味がない。
地球上のエネルギーの質は変わっていっている。
その影響を受けて自然に変わっていく人々と、変わりたく無い人々の二極化は進むだろうと思う。
炎の惑星火星が、冥王星とオポジションになって苛烈にサポートしている。
変わりたく無い、自分のポジションを死守したい人々は今以上に大騒ぎするかもしれない。
失うこと=死とまで思っていて、とてつもない恐怖を感じている人々もいるだろう。
この2年ほど、冥王星は山羊座と水瓶座の境界線を行ったり来たりして、新しいエネルギーにみんなが慣れる準備があった。
その間、白日の元に晒された不合理なこと、噴き出てきた感情、切実な願いなどが今溢れてる。
風が強くなっていって、ちゃんとみんなが軽やかに生きられる場になるんだろうか。
間に合うのかな。
それこそ、自然破壊の進み具合と人類の集合無意識の変化が競争になっている。
オレたち、もうちょい、がんばろうぜ。
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