イラスト成長記録① ~2005年
これは物心ついた幼少の頃から絵を描き続けていた人間の絵の変化を辿る記事です。
ちなみに2020年初頭の絵はこちら。
???年 アナログで描いていた時代(1999年以前)
前哨戦(?)
多分現存する最古のまんが系イラスト絵だと思います
書いてある文面から察するに、FF5のレナとナウシカが好きだったんでしょうね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1999年 デジタルお絵描きの夜明け
多分これが現存する最古のデジタル絵です。………
無知の時代。
この頃はペイントやPhotoshop Elementsで描いていた頃ですね。
ペンタブもなく、線を引く方法など何も知らなかった幼いわたしは、
Shiftキーを押すと直線が引けることに気づき、すべての線を直線ツールで引いていました。
この頃はスキャナの存在も知らず、世の中の絵のうまいインターネット人は全員ペイントでアンチエイリアス感をドット打ちしているのだと信じて疑わなかった。
このようにね
そしてbmpではなくjpgで保存するのを上級者と信じていたに違いない
やめろ やめろやめろこの類の画像をjpgで保存するのはやめろ~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
1999年秋 スキャナ導入
よく覚えていないのですが、気が付いたらスキャン原稿になっている。
Photoshop Elementsでのエアブラシ乗算塗り
これが当時のメイン戦法です。他には知らなかった。
文字入れやそこに影がつくのが嬉しかったらしく、この時代の絵には全部こんな感じで何かしらの文字列が入っています。
この白背景の残り方を見るに、あまりいいモニターを使っていなかったのかもしれないですね。粗がすごい。
あとねクルルのスペル、Krileだよ 知ってた? 恥ずかしいわ
2000年 線画処理の成長
アニメ絵を参考に塗りを模索していた頃ですね。
ここらへんはキャラの名前のみならずポエムを書く癖がついています。
この頃からフォトショ上で清書するということを覚えたようで、
しかしペンタブは持っていないので例の如くShift押しでの直線を駆使して清書していました。
とにかく文字をのせればカッコイイと思っているに違いない
これはスキャンした原稿から線画を抽出することを覚えたやつっぽいですね。
思ったより頑張って描いてるな…と今見て思いましたが、手描きたくなかったんでしょうね、よく見るポーズをしています。
わかるよ、今も自力では描きたくないから・・・・・・・・・・・
2001年 お年玉でペンタブを買う
念願のペンタブを買い、一からデジタルで描くようになりました。
その頃推していた絵師さんのまねをして、髪をツヤッツヤに描きたいと思っていた頃ですね。
使用ソフトはなんだったかな…わんぱくペイントかな…
2002年 デジタル試行錯誤 原点の発見
徐々に髪のツヤが控えめになり、色の好みが定まってきた印象。
絵柄のバランスはさておき、この時期の色塗り結構かわいいよね。
がんばってるなという印象です。いっぱい描いている…
線画はスキャンとデジタル半々。
わんぱくペイントか、もしくはopenCanvasを使っているはず…
同年 色鉛筆色塗りにも興味を示していますね
イラストらしいものを描いてみようと奮闘しているようです
着物にテクスチャを貼ってみたりしている
ちょっとまって 2002年結構うまいな・・・・・・・・
「鉛筆で塗って、指でぼかす」システムに興味を持ったのはこの頃。
技術の初出はおそらく授業でやったコンテパステル画ですが、
この工程自体は今もデジタルでやったりするので、ちょっと感慨深い。
2003年 色塗りのマット化
2002年の絵の一部からも兆しがあったのですが、塗りがマット化してきました。当時のわたし、ツヤツヤはダサい!と思い始めたのかもしれません。
この頃は「神絵師がフォトショップを使っているからフォトショップで描けばつよいにちがいない」ってないきおいでおそらくフォトショで塗ってます。
幻想水滸伝の絵に激惚れしたため、絵柄が徐々に大人化していく。
目の塗りのこだわりが先鋭化しており、なんか浮いて目がギョロギョロして気持ち悪い印象。(個人の感想)
この頃は影のつけかたもよくわからなくて、どんどんえぐい顔になっていくのがどうも気に入らなかった記憶があります。
水彩で塗ってみたり…マットなデジタルにくどいツヤを足してみたり…
色鉛筆で塗ってみたり…
淡めに塗ってみたり…
淡くぬった上に光をのせてみたり…
確かこの頃に「透明感があって素敵!」って褒めて下さった方がおり、
なんとなく透明感を意識しだしたような気がします。
ちなみにポエムは健在です。ここ置いとくからたべといていいよ
2004年 引き続き塗りで惑う心
だいぶ塗りのテイストが定まってきました。
よほど透明感と言われたのが嬉しかったようで、
淡めなところに光を塗ったりするようになっています。
髪はツヤツヤじゃないほうが好みなのですが、それもこのあたりで結構定まっているかな…
この2枚目の絵、イラスト批評サイトに出して「後頭部の髪あつめてるとこと結った髪が出てる位置一致してなくね?」という旨のことを言われたのをよく覚えており、未だに頭をよぎる。
ペインタークラシックの体験版に触れたことで、
水彩調をアナログで再現できるということに衝撃を受ける。
でも色の扱いがよくわからなくて……
こちらのサイトのミギーさんというイラストレーターさんに憧れていて、
あたたかな水彩の絵にめちゃくちゃ惹かれてたんですね。
でもどうしたらいいかよくわからないし、先述の淡い色彩も捨てきれず、いろんな方向に彷徨っています。
ベタ系彩色にも手を出したり。
思い出したように髪ツヤ入れてみたり
色鉛筆で塗ってみたり
試行錯誤の日々ですね。
髪の毛の描き方自体は、おそらく色鉛筆画の時が一番好きでした。
とにかく塗りをどこに寄せたらいいかわからなくて、いろんな塗り方をやっていたという感じですね…
ちなみに、カードワース素材活動をはじめたのはこの頃のようです。
もうそんなになるの? こわ
たまに思い出したように鉛筆ぼかし画を描く
2005年 塗りの定まり
引き続き、アナログ感へのあこがれが忘れられない。
この頃はうちのこ創作活動にのめりこんでいた時期で、
クラスの女の子と毎日紙で絵手紙交換したりしていました。(その説は長々付き合わせてごめんね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)
2004年の色鉛筆画にみられた髪の毛に対するこだわりが、ついにフルデジタル画にも導入されるようになります。未だにこの年すごい丁寧に描いてるなと思う。
塗りが結構かわいく安定している年だなと思います。
デフォルメもかわいい。
伺かとか作ったな ええ
その他、色彩面でちょっとカラフル寄りへの憧れを感じられるようになっていますね。
「水彩+色鉛筆」だとわりと好みのカラフル感が出せて、「これでデジタルで描けたらいいのになあ…」と思っていた記憶があります。
どうでもいいけどなんかサイモフェンみたいな人いました
これ未だに結構うまいなって思うんですけどどうですか? 手もそうだし髪のツヤとかさあ・・・・・・・・・・えらいね がんばってたんだね
しっかりめの塗りをすると顔が好みになるな…と思っています これが2005年最後の絵です
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