書く、照らす、ライター
ライターの活用方法を考えていました。
火をつけるほか、なにもできやしないと決めつけるのは早計です。
それはライターでしょう。わたしはライターのことは考えていません。
ライターについて考えていました。ライターではなく、ライターです。
しかし、文字というものは、ときに不便です。
まったく違うものなのに、まったく同じ字面とは!
それなら、「lighterではなく、writerです」だと、伝わるでしょうか。火をつけるライターではなく、文章を書くライターの活用方法を考えていたのです。
ところで、ライターとライターなどと書いていたら、どちらも大差ない気がしてきました。writerもlighterと同じように火をつけます。
いえ、炎上のような放火はしません。
心に火をつけるとか、心に火を灯すとか表現される、その火です。
lighterは、大概タバコに火をつけるときに使われますが、
writerはいつ使われるのか、どう使うと効果的なのかを書き出してみます。