第6回 紙ヤスリってみんなどうやって使ってる?
6回目の記事は「紙ヤスリ」についてです。本当は隔週なので来週投稿する予定でしたが、タイムリーに下記のような記事を読んだので、衝動に駆られて打ちなぐり(書きなぐり)ました。
みんなどうやって使ってるのかなぁって思って記事にしようと思ってたところ、フォロワーの方がヤスリがけの事を書いていたので。(ぷらしぃさん引用させていただきました!)
初心者の方はすぐ参考に出来るイイ記事だと思うので、ぜひ読んでみてください^^
じゃあ、Akidou流のヤスリ事情をお話しようと思います(笑)
ホームセンターのヤスリが一番好き
偶然ぷらしぃさんと同じ事書きますが、僕もホームセンターに売っている紙ヤスリ(三共理化学株式会社)をずっと愛用しております。
TAMIYAさんから出ている耐水ペーパーも持っている(と言うか、まだ使いきれてない)ので、時々によって使い分けていますが、このホームセンターで売っているヤスリの方が「持ちがいい」気がしています。
とは言え、TAMIYAさんの耐水ペーパーも紙にコシがあり、曲面とかに追従するようにヤスリ掛けすると使いやすい気がします。(個人的にですが)
ただ、水研ぎをすると、へにゃっとなるのが早く、細部などにヤスリがけしようと折り曲げても上手く出来ないんですよね。ふにゃふにゃしちゃう。
では、このホームセンターで買っている耐水ペーパーはどうか?と言うと、水研ぎしてもあまりへにゃっとならず、水分が乾いたらまたカッチリと硬さを取り戻すと言うか、そんな感じです。
要するに「水研ぎするならホームセンター(三共理化学株式会社)のヤスリがいい」ということですね。
「水研ぎって何?」と言う方の為に、簡単な説明をば。
水研ぎ大事です
水研ぎとは、「水につけて研ぐ」という意味です。ヤスリ掛けする表面に水をつけて研ぐことで、ヤスリの目詰まりを防ぐと同時に削りカスが舞わずに済みます。
やったことが無い人は、水をつけずにヤスリ掛けをして、「削れにくくなって来たなぁ」と実感した時に水をつけてヤスリ掛け再開してみてください。また削れる感覚を感じられると思います。
ということは、ヤスリそのものの寿命が延びるということでもあるんですね。
あと、目の細かいヤスリ(例えば800番とか)で一生懸命ヤスヤス(←ヤスリ掛けのこと(笑))してると、パーツとの摩擦熱でヤスリの表面になんか溶けた後みたいなものがついてしまいます。
でも、水をつけているとちょっとはヒンヤリしてくれるので、対処法にもなるみたいです。夏場は涼しげです。冬場はお湯にしたくなります。
と、水研ぎとはそういう感じ。
では、僕はどうしているのかというと・・・
水(写真のアイテムを100均で買って水入れて机に置いてます)を塗料カップに入れて、指先をちょんとつけて、パーツ表面を濡らしてからヤスリ掛けします。(同じやり方の人っているのかな?)
ヤスリは水につけません。
何故かというと、TAMIYAさんの耐水ペーパーでへにゃっとなった事がきっかけです。(別にTAMIYAさんの耐水ペーパーが悪いということではなく、僕が使いにくいと感じただけです)
「濡らしすぎなのかな?ちょっとだけの方がいいのかな?指でちょんとつけてみりゃいいんじゃね?」
と思ってやってみたところ、ちょっと改善された気がしたので、今もその方法です。
耐水ペーパーを水に浸してからヤスヤスする人もいますし、パーツを水にがっつりつけてヤスヤスするって人もいるので、どれが正解ってのはありません。
まだ水研ぎをやったことがない人は、ぜひやってみてください。特に600番より細かい番手の時はオススメです。
番手の順番は??
僕は基本的に「#240→#400→#600→#800」で仕上げてます。鏡面仕上げとかしない場合は#800でも大丈夫かな?って感じです。ここもそれぞれ個人のこだわりの域になるので#1000以上までヤスヤスするのもいいと思います。
(小声)でも最近、1回減らせないかなぁ?って考えてます。
(ここからは僕の考え方です)よく考えてみたら、ヤスリ掛けをしないガンプラのパーツって表面ツルツルじゃないですか?
という事は、本来「ヤスリがけをしない」ことが一番キレイな表面になるはずです(ヒケとか面の均一とかここでは無しとします)
でも最初の番手でヤスリ掛けをするということは、あえてキズをつけるわけです。
つまり、番手を細かくしていくのは「粗い番手で自分がつけたキズを消す為にかけるヤスリ掛け」という行為であると考えられます。
と、いう事は「前の番手でつけたキズさえ消せればOK!(極論)」ということだと解釈しました。
「もう何も考えずに順番にヤスリ掛けをしていくのはごめんだ!」
「水研ぎのおかげで指がふやけてフニャフニャだ!」(これは関係ない)
「ヤスリ掛けに集中しすぎて手に持ったままウトウト寝るのはもう嫌だ!」(たまにあります)
てなわけで、#400か#600を無くしてしまえないかなぁ?と思ってます(笑)
「#240→#600→#800」または「#240→#400→#800」と出来れば、時間短縮&経済的負担軽減(ヤスリ代)になるのではないでしょうか?
と、ここまで考えているのですが、実際やってみると前の番手の傷が消せない問題が浮上します。特に「#240→#600」なんて絶対消えません(笑)
「じゃあ#240を無くせばええやん」って思うでしょ?
そうしたいんですけどね~、僕の体感的に、整面出しの時は#400より#240の方がいいような気がしているんですよね~。そもそも・・・(しばらくボヤキ
結局のところ、みんな自由にヤスヤスしてみようって話
セオリーってのは当然あります。それは、YouTubeだったりブログだったりハウツー本だったりで教えてもらえる通りです。
でも実際のところ、必ずしもそうでないとダメってことは無いと僕は思います。
完成度もこだわりも目標もモデラーの数だけそれぞれです。
自分自身で作業をする中で、時間をかける場所、短縮できるところ、やるところ、やらないところ、そういったのを見つけて作っていくことも、ガンプラを楽しむポイントだと思います。
この記事を読んで「あー言われてみたら、そういうものだと思って何も考えずにひたすらやすってたわー(棒読み)」って思った方は、一つ一つの作業を違う角度で見てみると面白いかも知れません。
きっと、もっと楽しい作り方がそこにあるはずです。
知らんけど。
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