【武士珈琲開発室】酸味系vol.2
3月31日【武士珈琲開発室】酸味系の第二回目を行いました。
武士珈琲開発室とは?と思った方は、前回の記事もよろしくお願いします。
今回も火縄銃男子しょうへいさんのツイキャスにてLive配信させていただきました。興味を持っていただいた皆さま、ありがとうございます。
今回の珈琲ラインナップです。コロンビア中心は変えず、チョコとの相性を増すためにコロンビア深煎りをメインにした。
C:コロンビア(深煎)×コスタリカ(中煎)
前回の試飲の中で一番評価の良かったCを基準に、第二回目も試飲しました。
【G:コロンビア(深煎)×ブラジル(中煎)】
予想:コロンビアの苦味と酸味のバランスの中にブラジル・アロマショコラの甘みと香りを足すことでバランス良く、チョコレートとの相性UPを目指した。Dのコロンビア(中煎)を深煎りにするとどうなるか知りたかった。
結果:まず香りがとても良い。最初の飲み口は酸味少なくまろやか。冷めてくると酸味も顔を出し、高評価。チョコレートにも味負けせず、相性良かった。チョコと合わせると酸味が増すが、心地よい味。
【H:コロンビア(深煎)×ルワンダ(中煎)】
予想:コロンビアの苦味と酸味のバランスの中に、ルワンダのフルーティーさスパイシーな風味を追加し華やかなブレンドを目指した。
結果:香りは良かったもののお互いの酸味がより加算され、とげとげしい感じがした。冷めても際立つ酸味。チョコと合わせても酸味系のまま、相性が良いとは言えない結果に。
【I:コロンビア(深煎)×ルワンダ(深煎)】
予想:コロンビアの苦味と酸味のバランスの中に、ルワンダのコクとスパイス風味、ルワンダの微かな酸味を追加して、色んな味のブレンド。
結果:総合バランス型になり、決定的な特徴や酸味系の良さはなくなった。ブレンドコーヒーとしては個人的には好きだったが、コンセプトの酸味系の趣旨から外れる。
ツイキャスではここまでを放送し、しょうへいさんと追加研究を行った。
今までの試飲からルワンダを含むものは高評価に至らなかったことから、コロンビア・ブラジル・コスタリカの三種をドリップバッグ12gに対して、割合を変更しながら試作を続けた。
L:コロンビア5ℊ+ブラジル5ℊ+コスタリカ2ℊは冷めても美味しく、チョコとも相性良かった。しかし、Gほどの香りが得られず後日の追加研究の対象になった。
今回は「G」でいきなり高評価が出て安心するも、その後が続かず、割合を変えて飲み始めた頃から「珈琲の沼」へとどっぷり足を突っ込み、兆しが見えない時間帯が続いた。
「L」を飲む前の行為は、真面目でありながら2人の本音が出てしまった行為で、1人だったらあんなに笑えなかったと思う。
いよいよ次回(4月7日予定)は、酸味系の試作品を絞れるのではないか。そんな期待を込めて、次回試飲する珈琲の3種(コロンビア・ブラジル・コスタリカ)の割合を決めた。
さぁ、次回はどんな味の珈琲が飛び出すのか、どうぞお楽しみに☆