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第2回公園 脚本紹介③『審判と記録員のぼやき』

「審判と記録員のぼやき」バレー部の脚本を担当しましたぽんと申します。

見ていただいた方ありがとうございます。
公園が「クリエイターズ」なので基本的には文化部のお話だったのですが、唯一の運動部枠ですね。
ゴリゴリにネタバレしながら語っていこうと思いますのでそこのところよろしくお願いします。

この脚本でやりたかったこと、それは、

「「舞台上で笛を吹くこと」」


いや、やってみたかったんですよ。舞台上で笛吹くの。
舞台を見てて「反則だろそれ!」って感じることあると思うんですけど、反則(物理)をとってほしかったんです。
あわよくば極力見てて何やってるのかわからない状況で。
夢が叶いました。

あともう一つコンセプトがありまして、
それが「脇役にスポットライトを当てた話」にすること。
”文化部”で”クリエイターズ”の話を書くと基本的に”部の主役の話”になるだろうと踏んでいたので、運動部枠は別視点から作りたいなと思っていました。
メインのプレイヤー達がいて、それを支える裏方がたくさんいて初めてスポーツが創り上げられている、的な。

そんでとにかく楽しく!
深刻そうに話すんじゃなくて「そういう文句を内に抱えつつ我慢してやってる俺ら偉いよ」って笑いながら話せる感じにしたかったんですね。
裏から支えている現代社会人、偉いよ本当に。…何の話?

いや役者陣が本当に優秀でして、全部叶えてくれたんですね。
自分の頭の中で想定していた以上のクオリティを出してくれていたので、逆に脚本のパワーがもっとあればもっとすごいことになったのかなーとか妄想したり。
一番苦労したのはアクトを覚えてもらうところですね〜そりゃ経験ないスポーツの、しかも審判の動きをやってもらうなんて、相当苦労をかけましたね。
本番見てて「様になってる!」と驚きましたし、何より見に来ていただいた方のバレー経験者の方がずっとニコニコ見ててくれて良かったなぁと感じました。

唯一の運動部枠、ネタ枠としてちゃんと機能していたらいいな〜というところで締めに入ります。
見ていただいた方、本当にありがとうございました。
皆様の中に何か残っていたら幸いです。

ぽん


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