演劇サークル 空き地のロケット

やさしい世界がすきな言い出しっぺと、その仲間たちによる演劇サークル。 公演情報やメンバ…

演劇サークル 空き地のロケット

やさしい世界がすきな言い出しっぺと、その仲間たちによる演劇サークル。 公演情報やメンバーによるこぼれ話を載せていきます。 みんなの公園でゆるりといきましょ。 Next……2024/08/14 第2回公園『クリエイターズ』//過去公園『くらげは静かに見つめてる。』

最近の記事

第2回公園 脚本紹介⑧『創作おばけ』

【テーマについて】 「創造性(creativity)」という目に見えない相手を探りたいという動機から、創造性を「おばけ」として擬人化しました。 擬人化することで、創造性単体ではなく、創造性との《関係性》やその変遷を描くことができたように思います。 作品以外の媒体で作品の中身について語ることは無粋だなと思うし、作品そのものを見てほしい思いがあるので、人生初の脚本・演出の過程をふりかえっての気づきを綴ります。 今回、自らの経験にくわえて、自らのクリエイティビティについて語る友

    • 第2回公園 脚本紹介⑦『呼吸ができない』

      「息ができない」合唱部の脚本を担当しました、実は2本目、ぽんです。 見ていただいた方ありがとうございます。 ここまでnoteを追いかけてくださっている方、お久しぶりです。 こちらもゴリゴリにネタバレしながら語っていきますのでよろしくお願いします。 抽象劇が描きたくて、あと独白のシーンを作りたくて書きました。 クリエイターズと聞いて、王道をいくなら”創作する中で抱える葛藤”というところを描くのかなと思いまして。なら別角度から攻めよう、「創作したいけれどできないことに対する葛

      • 第2回公園 脚本紹介⑥『唯一の恋』

        律斗の歌詞ノートを開き、新曲『唯一の恋』の歌詞を読み上げる慎一。トイレから戻ってきた律斗は、その恥ずかしさから歌詞ノートを取り上げようとするが中々取り返せない。 「おまえさあ、……相手の女の子は、どう考えても花梨だろ。花梨。」 「いやちょっと待てちょっと待て!!……花梨の花言葉、『唯一の恋』……恥ずかしお前。」 「……まあ、分かってるけどさ。歌詞が恥ずかしいのも、こんなんじゃ花梨にも キモがられるだけだってのも。」 そして律斗と慎一は、よりよい歌詞を作らんと一緒に考え始める

        • 第2回公園 脚本紹介⑤『某写真グラムに物申す』

          こんにちは、こんどうみさとです! こちらの作品、後半の演目一発目だったんですが、一個前との温度差。今回の公園はなかなか寒暖差が激しかったですね。寒暖差と言えば、春秋は本当に着る服に困ります。朝早く出る仕事なので凍えそうに寒いなと思いながら、わたし暑がりなので昼は意外と暑くて困るんですよね。その点夏は半袖一択なのは助かりますが、近年の夏は本当に殺人的な暑さなので8月も末とは言え皆様ご自愛ください。何の話? さて、本作は初めてのコメディへの挑戦でした。コメディがわからん。某写真

        第2回公園 脚本紹介⑧『創作おばけ』

          第2回公園 脚本紹介④『私の夢はマンガ家です』

          こんどうみさとです!こんにちは!なんだかこうやって脚本のお話するの、卒業以来で楽しいです。 さて、皆さんは子どもの時の将来の夢って覚えてますか? 大抵は卒業文集なんかで作文書かされたりしますかね。中学高校と進学すると、それが進路希望という具体的で現実的なものに形を変えていきますね。 私の通った小学校はちょっと変わっていて、毎年の学校行事の一環で「将来の夢を書いた紙風船を空に飛ばす」というものがありました。もう変わり者過ぎて身バレしそう。 そんなわけで毎年自分の夢について書

          第2回公園 脚本紹介④『私の夢はマンガ家です』

          第2回公園 脚本紹介③『審判と記録員のぼやき』

          「審判と記録員のぼやき」バレー部の脚本を担当しましたぽんと申します。 見ていただいた方ありがとうございます。 公園が「クリエイターズ」なので基本的には文化部のお話だったのですが、唯一の運動部枠ですね。 ゴリゴリにネタバレしながら語っていこうと思いますのでそこのところよろしくお願いします。 この脚本でやりたかったこと、それは、 「「舞台上で笛を吹くこと」」 いや、やってみたかったんですよ。舞台上で笛吹くの。 舞台を見てて「反則だろそれ!」って感じることあると思うんですけ

          第2回公園 脚本紹介③『審判と記録員のぼやき』

          第2回公園 脚本紹介②『び一 あんびしゃす』

          暑さ故に本来は固体で保持されるはずの肉体が液体になりそうな予感の中で生きています。気を張っていれば固体で存続できそうなので、僕にはもしかしたら、せん断増粘流体の素質があるのかもしれません。だとしたら社畜体制もある程度備わっていそうなので安心ですね。 申し遅れました。今回『クリエイターズ』の中の『び一 あんびしゃす』の脚本を担当した依月です。この名義を掲げたのがもう2年半前という事実には触れずに行こうと思いましたが、さらに上を行く懐かしさを掘り出してこの本を書いているので、2

          第2回公園 脚本紹介②『び一 あんびしゃす』

          第2回公園 脚本紹介①『インターっプレイ』

          練習中の響のもとに、クラスメイトである芝がやってくる。距離感の近い芝に気圧される響だが、打楽器に興味を持ってくれた響とあっさり打ち解ける。楽器の音に合わせて演技をする芝と、さらにいろんな音を奏で始める響、そしていつのまにか乱入している演劇部の部長。演劇部の二人は面白かったと夏の地区大会に音響担当として出るよう誘い、練習に帰っていく。 「詳しくは後でLINEするわ!クラスLINE入ってるっしょ?」 「あ、うん」 「じゃ、忙しくなるから夏休み空けとけよ!頼んだぞ、楽器屋ヒビちゃん

          第2回公園 脚本紹介①『インターっプレイ』

          第2回公園『クリエイターズ』

          演劇サークル「空き地のロケット」 第2回公園『クリエイターズ』 企画:こんどうみさと 総合演出:たけしば 【脚本・出演】 ①『インターっプレイ』 脚本:たけしば 出演:たけしば、ぽん、きくさん ②『び一 あんびしゃす』 脚本:依月 出演:こんどうみさと、仲沢実桜、たけしば、タニタニ ③『審判と記録員のぼやき』 脚本:ぽん 出演:えのく、中西悠 ④『私の夢はマンガ家です』 脚本:こんどうみさと 出演:きくさん、伊月紡、こんどうみさと、仲沢実桜、    タニタニ、Step

          第2回公園『クリエイターズ』

          第1回旗揚げ公園『くらげは静かに見つめている。』

          演劇サークル「空き地のロケット」 第1回旗揚げ公園『くらげは静かに見つめている。』 脚本・演出:たけしば (名前のない演劇祭緑 参加作品) 【出演】 伊月紡、ギキョウ、こんどうみさと、Steph.、実桜 【日程】 2023年8月17日(木)17:30~ 【会場】 北池袋新生館シアター 【スタッフ】 脚本・演出:たけしば 舞台監督:小野塚英祐 制作:こんどうみさと、ギキョウ 音響:Stephanie Z Landmark 照明:伊月紡、小嶋杏 衣装メイク:伊月紡、こんど

          第1回旗揚げ公園『くらげは静かに見つめている。』

          初めまして、演劇サークル「空き地のロケット」です🚀

          初めまして、こんにちは。 演劇サークル「空き地のロケット」です。 ここでは、公演…ではなく“公園”の紹介や脚本に関するブログなどを更新していく予定です。 1.演劇サークル「空き地のロケット」とはやさしくない世界に対抗するかたちで昔の仲間たちを集めたことから始まる、「劇場でなんか遊ぼうの会」を前身としたゆるサークル。だいたいみんな知り合い。 おおよそ年に1回、夏頃に集まるつもりでいるが、あんまり決まっていない。もしかしたら涼しい頃にも集まるのかもしれない。遊びたいときに集ま

          初めまして、演劇サークル「空き地のロケット」です🚀