見出し画像

10/21のおけいこ

先日散々だった棒の稽古をしっかり行う。

あれ?普通にできる…

あー…足場の悪さ、クッション性が問題だったのか。
普段は裸足で硬い床にてやってるから安定してる。
先日は、滑りにくいテニスシューズ履いて、さらに芝生がしっかり貼られたふわふわの上。
まあ良い稽古ではあるんだけど。

足場の良し悪しが、集中力やパフォーマンスにも大きく影響するという見本みたいな話やね…
定期的にやると、結構な効果が見込めそう。


恒例となった、第一部の親子連れにストレートの手直しをしたり。
自分の型を打ってお稽古。

ストレートは…ちょっとだけ変わったやり方を教えた。
上半身の旋回で打つのと違い、飛び込んで歩幅を元に戻す後ろ足を床に踏み込んで突きを打つ。

これをやると、
重心安定する、
突きの威力が増す、
次の動きに繋がりやすい、
というのがある。

理由は…考えてもらおうw
まずは効果だけを実感してもらう。

下突き、アッパーも普通の人がやるように見事な手打ち…手を下から肩を中心に旋回してくる。
サンドバッグ叩いてみ?
全く威力出んから。

腕の重さしか使うものが無いからよ。

体重移動、膝のバネ、上半身の旋回で力を作り、脇は締めて腕を振らない。
あとは頭を振らず目線を相手から切らなきゃできるよ。
これはボクシングなどでも使うショベルフック…接近戦用の技よね。

何故距離の違う技を織り交ぜるのか…これもお題やな。
相手の身になって考えてみると、状況が想定できると思うよ。

合同練習は、基本3を様子見しつつ。
細かいとこは後でいいから、少しづつ全体を流していけばいいか。
正直な話、突き詰めるといくらでも深く追求できるのが基本というものだし。
基本て、最初に習う簡単なもの…ではないのよ。
とっても習得に時間かかるから、最初からやらないといけない大変なもの…なのよ。
まずは歩幅揃えるのと、体の向いてる方向、やね。

対人稽古では、ローキックをカットしてからハイキックにつなぐ…というのを慣れてもらう。
見てないとなかなか…力いっぱい叩きっこして遊んでるのばかりで。
楽しいかもしれんけど、「お互いのためにならん」で?
短い時間なんだから、意味あるものにせんと…

自分の目線で行動の意図を相手に教えるな、考えると相手もその間に気付くよ、防御は丁寧に足の切り返しを早くすると全体的に早く感じるよ…など、
コツだけを口出ししていくけど、「理解して納得」しないとまあ覚えんわね。
でも、防御を慌てるのは本当に意味が無いから、気をつけてほしい。
「相手の邪魔ができれば成功」なんだから、クリーンヒットされなきゃ上等で、次の行動に即座に移れる方が大事なのよ。
言葉の足りん指導者がよく怒鳴ってる、「もっと早く動け!」というのはこの事を指してる…と思うんだけど、違うのかな…知らんけど。


体調気になる人もいたので様子見しつつ…一旦区切り。