欠片そのに。(突きの解説になった)
みんな並んでのミット打ちは、蹴ったら即、蹴り足と同じ側の突きを出す練習をお題にしてみた。
ハイキック入れてから突きに誘導してみたけど、あまりうまくいかない…
多分足を後ろに振るのができてないんやな。
足を振ることで上体を固定して、反作用で突きを打つ。
その際、ストレートよりはフックのが当てやすいと思う。
巻き込んでくように打つんだね、逃げられんように。
でも、間合いによってその時々で。
Yはさすがに理解したね。
首傾げながら確かめて、ちゃんとできるようになってた。
Rも体が成長したのもあって、それなりにできてる。
Koと叩きっこして遊ぶのは程々に控えろよーw
しかし、ミットは叩けるものと思い込んでる子が多過ぎる。
私はそこまでお人好しでもないで?w
がむしゃらに叩いてる中で、不意にミットで小突いてやると非常に驚いた顔をする。
それがあなたの弱点よ。
ここで、気づく子は警戒しながら叩き始める。
気づかない子は、イヤーな顔をして動きが止まる。
「自分だけの世界」でなくて「自分以外との関わりで作られる世界」というのに気づいてくれるといいなあ。
この視点が無いと、自意識過剰に陥ると思うんだ。
ムエタイの経験者Hiさんが気になって、結構時間を割いて一緒にやってみる…
Hで始まるイニシャルの人が一般の方3人も入ってきてもうね…(´・ω・`)
パンチが主武器みたいなんだけど、クセのある打ち方をしてるので…
一応私のやり方を教えてみるんだけど。
でもなー、クセなんて直らんし、それでいいなら別に構わんのよな。
でもダメ出しをしておくと、
前足に重心が全部乗ってるので、パンチに芯が通らない。
支える後ろ足が浮いてるのよ。
支えるものが無いから腕で押すことになる。
そうすると、突きが遅くなる。
当たっても押し返されて動いてしまうので、力が思ったほど乗らない。
余計に押そうとしてしまい、更に動くが遅くなり、体も固まってしまって次の動きに移りにくくなる。
ちょっと書くだけでこんだけ出てくる。
更に言うなら、
動きがバレる
腰椎の旋回で勢いをつけてるので、上半身が動く。
そうすると、何するのかもろバレになる。
手を差し入れて伸ばすだけで突きを避けた上に反撃されるのは、そのせいよ。
この動きをする理由は、股関節の動きを理解してないからだな。
股関節の二つの関節を使う事で、「腰を切る」だの、「踏み込みの鋭さ」だのできるようになるんだね。
ちなみにこれ、慣用句でしかなくて…その動き自体を表現してないために、聞いたり読んだり伝えられたりした皆さんが誤解してしまう表現だと思うんだ。
私も最初は腰椎で回してて、腰が悪いのもそれのやり過ぎだもの。
ヌンチャクみたいに紐で繋がった棒で、あるいはマッチ箱みたいなもの(今はもう見かけないか…)をひとさし指で挟んでぐりぐり動かしてみるといい。
これが一番理解できるやり方だと思う。
そして、地面に足がついてる事の重要性も、これで気づくはず。
これ、腰の旋回は弾みをつけることで、主動力は足だもの。
そして、地面に着いてなければ足は力を生み出せない。
Hiさんの動きはこれと真逆なので、苦労するだろうな、とも思うけど。
まずは色々やってみることからだね。