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ぶつかってくる相手には

最近よく聞くのが、通行人にわざわざぶつかっていく変なの。

まあ昔からいたし、避けないで突っ込むのも、周り気にせずぼーっと歩いてるのもこの範疇に入れてもいいと思うんだけど。

要は悪意を持って突っ込んでくる相手に、構えてない状態でどう対処したらいいのかね?
ということもやってみた。


使うのは五十四歩の一部…手を腰に当て、肘を立てて回転軸で回す。

昔の習慣で、懐に手を入れるのが嗜みだった名残みたいよ?
普段からその姿勢だから、対処法も必要だったんだろね。


現代でやるのも奇矯に過ぎるので(当然w)、普段のままにやるとするなら…
「いつもやってる準備体操の腕振り」
になるんやね。

相手の体に当てて制止してもいいし、
当たる瞬間に体開いてすり抜けてその回転のまま薙ぎ払ってもいいし。

やりようはいくらでもあるのよ。


腕を振るのではなくて、最小限の力で柳の枝みたいにやり過ごす感じ。
触れてから、腕の内旋外旋で運動エネルギーを奪って安全になるまで捌く。

不思議でも何でもなく、単なる物理現象よ?

まあこれは接近された場合で、実際にはそこまで近寄らせん。
大抵寄る前には止めてるわな。


私は型を、こんなふうに使ったりする。

今回は片手の対処法に十三手も使ったりして、ちょろちょろと引き出しから引っ張り出してるけど…
やってる事は基本の延長でしかないのよ。

時間を割くべきは基本の方で、それから使い方としての型と、検証のための組手…という感じかなあ。

楽しいのは逆の順番だけどねw