今日は小ネタばかり
何もしてないのに疲れたな…
型をひと通り終わらせるのに1時間以上かかってるし。
後で鎮東やってないのに気づいて愕然とする私。
これが櫛の歯が抜け落ちるように…という形容表現か!?
忘れる事自体が異常だわ。
まあ、考え方によっちゃ私のものになっていない、噛み砕けていない、ということでもあるし。
十三手をしっかりやろう、と決めてもいたから…そういうことにしとこう。
あちこちあやふやな記憶を繕いながら型を打ち、シャドウで確かめていく。
今日は第一部の参加者が少なく、その分派手に暴れる子らがいて…少しついて見守りしてた。
まあいいけどさ。
やはり熱意というか興味の持ちようが、大勢来る2部よりも高くて。
ままならないものだなあ、と。
やんちゃくちゃでも、やる気ある方がまだマシなのよなあ。
やりたくもないのに来てる子のほうが気の毒に思える。
子供のお習い事としての需要のほうが高いのは分かるんだけど、
本来なら習いたいから習う、というものなんだよなあ…とも。
まだ他人事なんだろうな、こんな感想持つのは。
商売とするなら、そうも言ってられん。
型をひと通り終わらせたら、YちゃんやらHgさんやらが話しかけてきて。
トンファーの扱い方を少しやってもらった。
少しづつでも浸透してる様子…かな?
そういえば、妙な動きをしてる人が居たので注視していたら、痛そうにサンドバッグを蹴ってる…
あー三日月蹴りをやろうとしてるのか。
廻し蹴りと同じ動きなんだけど、まずは前蹴りの動き方で膝を上げ、下腿で弧を描くようにすれば刺せるよ。
タイミングと上足底の角度は地面に靴履く要領で。
とんとんと蹴っても痛くないでしょ?
誰でもやれることしかやらんのよ、技なんて。
端的にこうしてコツだけ教えると、いきなり上手く蹴れて驚いてた。
当たり前よ、やれるようにするために居るんだし。
妙な壁を作ってないで、上手く使えばいいのよ私を。
後藤先生はあまり使わん技だし、言語化が苦手やし。
私が覚えたのも、彼からでなくて試行錯誤と他所の蹴り方真似ながらだもんね…
人それぞれだから、しゃあない。
合同稽古。
私に慣れた子が、目の前に並んできた。
面白いもので、おせっかい焼くうちに相性の合う子合わない子がはっきりする。
最初は何かと注視してるしね私。
合わない子は後藤先生の方に固まるw
何してても怒らんからな。
私は口うるさいのよ。
まあそのうち、これもはっきりと実力差も出てくるんだけど…
それも選択よ、習うことに対する態度の。
並び方や姿勢、動き方を端的に声出して指摘するので、まあ嫌な子は嫌なんだろう。
まあ聞かなきゃそれまでだし。
金払ってる(私は貰っとらんでw)んだから好きにさせろ!と言うなら、お好きなように。
集団行動できんなら放り出すだけだし。
まあ、役割分担よ。
役割といえば、孤立しがちな子とよく組んだりする。
S太も最近復帰したのと、同年代がほぼ辞めてしまって浮いてる形になってる。
なので、対人稽古は私から声をかける。
他にも誘ったけど調子悪いそうなので…マンツーマンとなった。
最初はシャドウで試した動き…
下段蹴りから、上段蹴りへ繋ぐのをやってみる。
上手くできてたので、ちょっと強く当てて相手の体勢を崩していく。
こういう闘い方もあるよと説明して、じゃあどうする?と。
何とか力を逃がそうとしたり踏ん張ったり…ひと通り考えたうえで、1つの答えな、と下腿を固定しない蹴りのカットを見せる。
ブラブラ力を入れないじゃなくて、相手の蹴る力を下腿でふんわり受け止める。
手でパンチを止める時、バチッと固めて止めたら痛いでしょ?
クッション効かせてふんわり受け止めると、すぐ対処もしやすいし。
これを下腿でやるんだね。
コツは膝の向き。
しっかり相手の蹴りに合わせないと、上手く受け流せない。
膝は一方向にしか屈伸しないのよ。
で、まあ普通に足入れ替えて蹴っても良いのだけど…
ここでちょっと小技を入れる。
まあ悪い癖だけどな私の。
蹴りを受け流し…そのまま腰を切って「受け流した足で」相手の中段に蹴り込む。
防御と反撃を同時にやるんだね。
相手も片足、避けようがない。
蹴り足を滑らせるようにすれば勝手に当たる。
やられたS太も面白かったようで…できるまで試してた。
蹴りなんて正直生徒さんのほうが上手いとは思うけど。
こういった引き出しはまだまだ有るから、どんどん持ってけば良い。
一旦区切り。