自分のおけいこ
暗くなって、人目と藪蚊の少なくなった公園で…型稽古をする。
準備運動代わりに棍を振り回していく。
割と人目あっても捕まらんのは、稽古と認識されてるのかね?
以前も、(型を知っているらしき方に)沖縄の方ですね?と声かけられたし。
もどきですー。
ご縁あっただけですー、紛らわしくてすいません凹
しばらくやってなくて、あやしいところばかり。
ゆっくりやったり、全力でやったり…動きや目的を確かめながら、繰り返していく。
三十分も振ってたら、上腕や肩に張りが出てくる。
右膝も踏ん張りが甘い。
でも、どうにか物打ちどころで「当てる」ことができてる。
これができてないと「振れてない」。
お次はヌンチャク。
他所様みたく、振り回しはしない。
短棒として構え、要所で伸ばす片手での使い方と、
肩で担ぐように構えて防御から一撃を狙う型の動きと。
本来は鎖などの動きで、応用なんだろなとも思う。
前里のヌンチャクという型だけど、覚えてたなw
案外忘れんもんだ。
でも、やるほどに不合理な個所があり、気になる。
棒としての突きなのか、鍵突きなのか…どちらでもあるんだろな。
そして普段やる素手の型を納得するまで打つ。
鎮東(ちんとー)や二十四歩(にーせーしー)など、クルクル回ってバランスを要求される型は…非常に難儀した。
三半規管が弱ってるのか、すぐに目が回る。
暗いせいで視点が留まりやすいからか?
何度も同じ型を繰り返し、納得できたら次、とやる。
がりがりと体力が削れるが、必要なことだね。
質はブラッシュアップに必要だけど、量は今を維持するために必須。
そのさじ加減を考える時期なのかなー、とyasuさまのコメントを見て思う。
でも、なぜか同じ系統の腕秀(わんしゅう)は、きちんといけた。
わからん。
他所と違って、上下移動があまりないからか?
他所では燕飛(えんぴ)と言って、跳んだり跳ねたり激しい型だけど、知ってるのは滑らかに水平移動する。
動きが違うんじゃなくて、体の使い方が違うだけ。
大陸の動きに近いのは跳んだり跳ねたりしゃがんだりの方じゃないかな。
普段やらん型から最初にやっていって。
最後に公相君(こうそうくん)をやったら、ひと汗かけた。
運動的にはいちばん消耗すると思うんだ、公相君…
膝も抜けて落ちるようになったし、最後に津堅の砂かけ、という型をやって、おしまい。
エーク(舟の櫂)の型は、やはり棍とは持つバランス変えんとあかんなー、と再度確認。
エークも作るかな、そろそろ。
買うとむっちゃ高いんよ…まあ、材料費も結構なるけど、半額ちょい?
あれ?加工時間考えたら買う方が安くない??
…悩む。
¥(◎∀◎)¥
宵の明星がぎらぎらと輝き、月の無い夜を彩ってた。
やはり自分と向き合える稽古は楽しいなあ。