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【AR】Java版Minecraftの建築物をARで現実空間に表示してみた

はじめに


こんにちは〜。あきっち(@akicchi1234)です。株式会社DENDOHにインターンに参加させていただいており、ARを絡めたハッカソンをすることになり、僕はJava版Minecraftの建築物をARで現実空間に表示してみるということをしました。UnityでAR Foundation使って、ただオブジェクトを置くだけなので、AR入門の方でも簡単にできると思います。

成果物


早速ですが、こちらが成果物になります。
ARにて設置した建築物の内装まで見ることができます。

画像1

画像2

実際動作させている動画はこちらです↓

Java版Minecraftで作った家をARで表示するもの作った! pic.twitter.com/OoWXbKHN42

— あきっち/秋山 陸 (@akicchi1234) November 30, 2020


開発環境


Windows 10 Pro
Unity2019.4.17f
Visual Studio 2019 Community
AR Foundation
JMC2OBJ

開発中のお話


まず、肝となるのがMinecraftの建築物をUnityにインポートするところだと思います。
とってもいいツールがあって、以下の画像のようなJMC2OBJというJava版Minecraftのセーブデータから、取り出したい建築物などを範囲選択して、それを.objファイルにエクスポートすることができます。
スクリーンショット 2020-12-24 15.23.23.png
.objにしてしまえばもうこっちのものです。あとはUnityにて平面をタッチしたときにそのオブジェクトが出てくるようにスクリプトを書くだけで終わりです。

背景


やってみようと思った理由としては、ただMinecraftで自分で作った建物とかを現実空間の広い所(グラウンドとか)でARで表示してその中を歩くということをしてみたかったからです。

感想


なかなか面白いなと感じました。ARにて表示した建築物を実際の大きさにして、広いところで表示すればかなり面白いと思います。
PCの画面の中だけだと、サイズ感がよくわからなかったりします。ネットショッピングとかでも、商品を画像としてみただけでは大きさはよくわかりませんよね。寸法とか書かれてても、いちいち測るのが面倒です。ARはそれを解決してくれます。そうゆう意味でも、今回はいい体験が得られました。
これをARグラスでやったらさらに現実感があって面白いこと間違いなしです。
幸いJMC2OBJなどのいいツールを見つけることができたので簡単にできました。ありがとうございます。

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