青森県弘前近郊の日帰り温泉3-嶽温泉 田沢旅館【過去旅行記】
2016年初秋、皆さんはどこで何をしてましたか?
当時私は仙台に住んでおり、これは青森県弘前市の実家へ帰省した際に近場の日帰り温泉へ行った記録です。
内容は2016年当時のものであり現在は状況が異なっている場合がありますのでご了承下さい。
嶽温泉 田沢旅館
昔ながらの旅館。
食堂と旅館それぞれ入口があるがお湯は旅館側から。
玄関で料金を払い、靴を脱いでまっすぐ進んで階段を降りると男女別に風呂の入口ある。
脱衣所は簡素で衣類を入れるかごがあるだけ。ドライヤー無し。
内湯
浴室のドアを開けるなり強烈な温泉の匂いがプンプン。
浴室に入ってすぐ2~3人用の浴槽が一つ。
奥の窓際には5~6人はゆったり入れそうな大きな浴槽がある。
この大浴槽は浴場全体の真ん中にあり、男女それぞれの浴場からつながってて混浴だ。
お湯はとても柔らかてくとろっとろ、熱くなく長風呂できる入りやすい温度で多分40℃くらい。
浴場内は全体的に清潔に保たれている。というか旅館の古びた佇まいから比べると白くてかなりキレイな印象を受けた。
大小どちらの浴槽も源泉かけ流しと思われる。
特に大浴槽は打たせ湯のごとき上から贅沢にドバドバと湯が注がれていました。
湯船にはカルシウムが固まった粉っぽい湯花らしきものが浮き、また底にも沈殿しています。
浴槽から溢れた湯は絶え間なく床を流れ、温泉成分が床に固まっている所もところどころ見受けられる。
最初から最後まで私以外の客が入ってくることはなく貸し切り状態、30分ほど贅沢過ぎる朝風呂を堪能させてもらった。
シャワー付カランは一つだけあるものの鏡はなく、基本的に湯に浸かる為だけの風呂と割り切った方が良いだろう。
体や髪を洗ったりと普通の銭湯や今時の温泉感覚で行くのはオススメできない。
10~11月はこの辺の農家は皆りんごの収穫などで忙しいから朝は空いていたのかな?と勝手に想像。
ちなみに近くには岩木さんぽ館という岩木山の自然や歴史を紹介している無料休憩所があり、無料の足湯も開放しています。
施設情報
泉質:酸性-カルシウム-塩化物泉(緊張低張性酸性高温泉、含土類酸性硫化水素泉)
pH値:2.05
入浴料:大人400円
日帰り入浴可能時間:7:00~20:00
住所:弘前市大字常盤野字湯の沢10
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