【読了】街とその不確かな壁
お疲れ様です。
アラフィフで起業を目地しています。
今回は、村上春樹さんの最新長編小説「街とその不確かな壁」を読み終わりましたので、読後感も含めて書いてみたいと思います。
ネタバレはありませんのでご安心ください。
どちらかというと、これから読まれる人の参考になればと思います。
①6年ぶりに味わえる村上ワールド
発売日に、とある駅にある売店で朝一番に「街とその不確かな壁」を購入し、近くにあった喫茶店に飛び込んだ。
仕事の時間が迫っていたため、正直言ってあまり時間はなかったのですが、我慢が出来ず読み始めた。
ひと段落が短く、テンポよく読める本なのですが、早く読み終わってしまうことが怖くて、あえてゆっくりページを捲る。
こんな本は久しぶり。
しかし、一つだけ後悔。
予想以上に、分厚い。そして嵩張る。
これから出張という私には、重い場所を取る荷物となってしまったからです…。
しかも大切な本だから汚したくないし。
なんでこんなタイミングで買ってしまったんだろ笑
②独特の読後感
「村上春樹の新作、どんな本でした?」
この質問をされるのが嫌で、誰にも新作を買ったことも、読んだことも、村上春樹を好きなことすら誰にも明かしていません。この場所以外では。
そんな時、SNSで最適な表現を見つけました。
このコメントを見て、「内田さんですら、そう思ってたんだ!」と安心しました。
ついつい、正解や答えを探してしまうのですが、本の結論だって、作者ですら分かっていないこともあるそうです。
③イラストが好き
この本の魅力は、内容だけでなくカバーにも。
黒色のカバーもかっこいいし、添えられている「装画」なんとも言えず良い。
特に裏表紙は、猫好きの私の心をくすぐった。
調べてみると、「タダジュン」さんという版画家さんの作品ということが分かりました。
村上春樹さんの本といえば、安西さんとのコンビがあまりにも有名ですが、タダジュンさんの装画は初めてなのでしょうか?
村上春樹さんのとご関係も気になる。
ここで作品展もされているようですね。
行ってみたいですね。
おわり