FP学習日誌(28) -生命保険を相続対策に
今日は学習カリキュラムから少し離れて、生命保険を相続争い(=争続)対策として利用する例をご紹介します。
* 日経新聞2021年5月1日(19面)を参考にしました。
<ケース>父が死亡、長男Aと弟Bが法定相続人、相続財産は自宅(4千万円)と預貯金(1千万円)。母はすでに他界しています。
父の遺言では、「自宅は同居している長男A、預貯金は弟に」とありました。しかし遺産分割の話になると弟は、1千万円だけでは不公平だと言い始め、追加で1,500万円の支払を求めました。
弟の要求