いままでの人生part9
4つの学校の巡回指導をすることになったが、
ジンバブエは12月から多くの学校が長期休みに入る。休みに入る前にテストがあるので、11月の下旬から学校に行っても子どもがいなかったり、指導できる状態でなかった。
そんなこともおかまいなしの自分は「心がモヤモヤ」していた。
学校に行ってもスポーツダイレクターや教員に「なぜ練習できないの」ときいてもゆっくりなライフであるジンバブエにとって、自分の方がはるかにおかしい考えだし。。。
わりきることができなかったんだと思う。
いままでの人生、そこそこレールにのってきた人生であったので挑戦ということでジンバブエに赴任し、当時はモチベーションも高く、粉砕された感じであった。初めての「うまくいかんな状態」であったと思う。他者理解は今でも、自分は能力が低いと思うが、当時はさらに低かったんだと思う。
11月からの約3週間でやることがなくなってしまった自分が12月にしたことは、「これらの学校に行っても意味があるのか?」という疑問であった。それくらい耐えろよと思うかもしれないが、当時の自分は無理だったんだと思う。
12月はどうすればいいのかな?と毎日考えたり、カウンターパートに相談しても都合があわなかったり、はっきりいえば「やることない」状態になった。
そんな中ではあるが、毎週のクラブ活動で一緒に練習していた人の学校に行った。コンビで乗り継ぎ、首都のハラレから片道1時間くらいのところにある山の中の学校に行った。
見渡す限り、砂だ。それがジンバブエのバレーボール環境のルーツである。
ジンバブエの環境の中で練習した日本人はおそらく指で数えられるくらいだろう
バレボールコートは、砂、芝生、コンクリート、ゴム
日射しがきつい場所も多々あ。
日本じゃありえないよね!?