いままでの人生part11
長期休みに行っていたのは、長期休みを利用してのバレーボール教室だ。2015年の12月からカウンターパートに○○校でどうだということもあり、実施した。2年間の中で長期休みのバレーボール教室は定期的に開催できた。
4つの学校はもちろん、地域の学校に声をかけてこれる子に対して練習を教えていた。もちろん自分の中では、現地の人たちによって運営が継続されるのがゴールであった。
帰国後は、継続は難しそうな感じであった。(2018年にはFacebookにて活動の様子がアップしていた)
さすがに、
・失業率も高く
・仕事のない
・ジンバブエで無給
という現地の人たちのみの状況は厳しい環境であった。
基本的に教室で実施したのは
「楽しく行う」これに限る。
・目的
参加者人数を増やし、幼少期から青年期までバレーボールに親しむことで、青少年問題解決に努めるということだ。当時25歳の自分には、なんだこりゃと思うところがあったが、今の自分では、長期的に見ているゴールであるかなと思う。ただ、短期的なスパンが計画として必要で、そこに目を向けていかないといけないと思う。
このトレーニングで改めて思ったのは、道具がなくても指導はできるんだなと思った。
あたりまえに道具がある環境でないジンバブエでは、「木の枝」を使った変わった練習方法があった。
それは、アンダーハンドパスを教えるときだが、とにかく肘が曲がってボールに触れる子が多かった。そこで、この女性の先生がコートの周りから枝を拾って子供達に渡していた。両手を組んだときの親指の下に枝を入れてアンダーハンドパスをするということだ。
中にはこのように耳にかける子も。子どもらしくて自分は好きだ。
日本にも良いところはたくさんあるが、ジンバブエにも良いところはたくさんあるんだなと思う一幕であった。