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独断と偏見のネオシティポップmap

最近流行ってる音楽とは何かと問われたら、ネオシティポップスと答える。それはチルいとかエモいとかそういう表現でよく表される音楽だと思う。
特に日本語ヒップホップ系が該当すると思う。
そんな音楽を最近聴き続けて気付いたことは、音楽の消費され方が数年前とは変化してきているのではないかということだ。
私が子供の時とか学生の時は、人と盛り上がれる音楽というのが消費されてきたと思う。私はライブに行くのが大好きだったし、ライブで知らない人とも盛り上がれることが音楽の良さだと思ってきた。
でも最近は違う。一人で楽しむことが多くなった。音楽は共有するものから一人の個人に寄り添うものに変化したと思う。
これまでマイナーなアーティストが好きって口に出すとこいつサブカル好きだって言われてたけどこれからは胸張って誰も知らないようなアーティストを聴いてることを言っていい気がした。
なぜなら個人に寄り添う音楽は、未知の音楽との出会いこそ価値があると思うからだ。散歩や勉強中など一人の時、何度も繰り返し消費される音楽は展開が読めてしまって飽きてしまう。脳の中で音楽や歌詞の先が読めてしまうと勉強の邪魔になるし知らない道を行く散歩のときに邪魔になる。
でもチルでエモいネオシティポップスやヒップホップなら無限に出会いが広がる。さらに、これまでは知らない音楽との出会いはライブハウスやフェスに限られていたがサブスク音楽サービスというツールがシステマチックに広げてくれる。
でも結構自分が欲しい音楽って、結局能動的に探さないと掴めないし、全体像がわからないからどんどん沼にはまっていける。
ライブのスケジュールを舐めて宝探しするのとは違う。
どこが底なんだろう?という未知の中に放り出された気分で、暗闇の中から手探りで探している気分だ。ライブだったら衝撃で脳に焼き付けられるけど、今のサブスクには映像まで見れないからいまいち流れて行ってしまう。
だからせめてこのときはこれだよって覚えておくためにマトリクスに並べてみた。

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完全に網羅してないし、これからも日々増えるし、現時点でってだけなんだけど。
気付いたことはやっぱり複数人で盛り上がりたい曲なんてなかったってことだ。一人で勉強中に聞くか、ワークアウト中に聞くか、散歩しながら聞くかが最高なんだ。
恋人とドライブしたり、家で過ごすときにBGMとして流したり、ってのはやっぱりお互いに知ってる曲の方がいいから。
だとしても相手に知らない曲の価値提供をしたいというときもあるし、SIRUPとかNulbarichとかSuchmosみたいに知名度もあってチルいってのもある。その次にかけるならこれかなってのを自分の中にしまっておこうと思った。土日はずっとPUNPEE、BASIあたりを聴きながら勉強していた。

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