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純度100%の喜怒哀楽

6歳息子との日々は発見ばかりだ。

何か新しいことができたときの達成感、高揚感。
自分が望むことが実現したときの興奮、喜び。
純度の高いそれらを、目の前でたくさん見せてくれる。


人って本来こういうものなんだよなぁと、彼を見ていて、いつも思う。

ご機嫌で。
ワクワクして。
笑っている。



「赤ちゃん脳が最強」という言葉を聞いたことがある。

赤ちゃん脳とは…思考と言葉と行動が完全に一致していること。
お腹がすけば、お腹空いたよーと言う(泣く)し、お尻が気持ち悪ければ、嫌だと言う(泣く)し、こうしたらお母さんに迷惑がかかるかな?なんて一切考えない。


なるほど、確かにそうだ。

かつてそうだった息子も、6歳になり、無邪気さはありつつ、周りに気を使ったり、計算したり、色々なことを覚えてきた。きっとこうしたいと思っているだろうに、別のことでお茶を濁すというようなことも見られるようになった。

さらに歳を重ねたら、きっともっと色んな鎧を纏うようになるのだろう。上手に生きるために。



「同期のサクラ」というヒットしたドラマをご存知だろうか。(私はかなりハマった)

「忖度」というものと無縁な主人公・サクラは、そのまっすぐ過ぎる言動が周りを戸惑わせるが、あまりに“本質”をついていて、いつしか人を触発し、生き方さえ変えてしまう、そんなストーリーだ。


忖度できないと生きづらいだろうなと思いつつ、サクラの姿は眩しかった。あんな風に自分の気持ちにひたすらまっすぐ生きられる人はそうはいない。それを貫ける強さが、人々の心を打ったのではないだろうか。



いま大人気の「鬼滅の刃」しかり、ヒットするものには必ず理由がある。ドンピシャな時代のメッセージがある。
このドラマを見たとき、忖度して他人軸で生きていた人(私がそうだった)が、自分軸で生きることに目覚め始めたのかなと、個人的には感じていた。



2020年12月21日(冬至)を境に、250年ぶりに土の時代から風の時代に入り、ますます自分を誤魔化して生きることは苦しくなると言われている。


風に軽やかに乗るため、私自身いま、SNSや人間関係、仕事などなど、色んな方面の断捨離を実行中だ。何が自分にとって大切にしたいことなのか、ひたすら見つめている。


断捨離して、身も心も脳(思考)もシンプルになって。
そして思い出したい。
限りなく純度100%に近い喜怒哀楽を。


ご機嫌で。
ワクワクして。
笑っている。
そんな日々を過ごそう。



身近な“先生”が目の前にいることに感謝。

さぁ今夜も一緒にバカ笑いしよう。

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