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土台のないところに立つ“家”の行方

2017年、テレビディレクター業の傍ら、起業した。

当時通った起業塾の教えで、FBは毎日1〜3記事更新。
他の人のを覗いては、いいね!して、コメントした。

リマインドされて来る当時の投稿は、自撮りして
こんな活動やってます!今日もロケ頑張ってきます!
みたいな。

いま冷静に眺めてみると、その頑張りは痛々しいほど。

自分の時間も、家族も犠牲にして、未来だけを見て走っていたあの頃。

なんであんなに必死だったのだろう。

当時私を突き動かしていたのは、
一目置かれたい
注目されたい
スゴい人だと思われたい
成功したいという想い。

テレビディレクターという組織の人間としてではなく、
私個人の存在意義を、世間に証明したかったのだ。


私はいつも自分に自信がなかったから。
いつも自分より優れている人と比較して落ち込む
コンプレックスだらけの人だったから。

「認められたい」
それだけを目指して
日々生きていた。


頑張りの成果あって、人から注目され、
認められ、感謝され、月商7桁も達成した。

でも私の心はいつまでも満たされることはなかった。
虚しささえ覚えて、行動も止まった。


当たり前だ。

そもそも私自身が
私を認めてあげていなかったのだから。

周りの人から見たら輝かしく見える成功も
自分自身が受け入れて、認めていなければ
“真の成功”ではないのだ。


それに気づいたから、私は始めた。
「自己受容」するということを。

どんな自分もOK。
どんな本音もOK。

自分の最大の味方は自分なんだ。

その味方を相棒にしなくて、どこに行けるというのか。


まだまだときどき「認められたい」自分が顔を出す。
人の“記憶”は根強いものだから。
それは“思いグセ”と言ってもいいかもしれない。


心がザワザワしたとき、
「認められたい」自分を自覚したとき、
私はすかさず瞑想したり、
香りを相棒にしたりして、
自分が完璧な存在=“光の存在”ということを思い出す。


いつか本当にどんなときにもブレない
”光の存在”になれることを信じて。


この限りある地球人生
限りある命の時間
限りあるエネルギー

もうムダにしている場合じゃない。

いやでも入ってくる情報に
すり減っている場合じゃない。

余計なことを考えて
消耗しているときじゃない。


いまこの瞬間 大切にしたいことに集中しよう。

自分の欲しい情報だけを意識して取りに行こう。

心が動く、やりたいことをやろう。


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