周りは二十歳なのに俺だけがまだ中2で(自己紹介と今の考え)
二十歳になった。
自分が二十歳という事は、周りの同級生もだいたい二十歳ということになる。当たり前だけど
二十歳に特別な意識はない。
けれど、周りの名前も知らない大学生達はインターンがどうとか話していて、地元の同級生も教師になるために教育実習に行っていて、毎日働いて金を稼いでいるやつもいて、皆頑張っている中で俺だけがまだ何もしていない。
少し前までは本当に何もしていなかった。
大学に毎日通うことが嫌になって少しずつ行かなくなり、家でアニメとかYoutubeとかずっと見ていた。
中学2年生の頃からずっとこんな感じだった。
中2の途中に不登校気味になったときは週に1回は必ず学校を休み、たまに一週間まるまる休んでいた。休んだ日は家でずっとYoutubeを見ていた。たまに本も読んだけど、大体の時間はネットに浸かっていた。だらだらと毎日を過ごし、出席日数ギリギリで中学を卒業した。
高校では1年は休みながらも通い続けることが出来た。
ただ途中からやっぱり行かなくなり、2年の途中で全日制の高校から通信制に転校した。
塾に行き始め、大学はそこそこのところに入れた。
一応、中堅国公立理系なので傍から見ればある程度勉強したように見えるかもしれない。お前何もやってないことないじゃん、勉強してんじゃんって言ってくれるやつもいた。
けど、自分は本質的には何もやっていないと思っている。
平日皆が高校に行っている時間を、参考書に向かう時間に費やしていただけだった。なんなら朝は弱かったので10時くらいからだったし、途中で寝ているときもあったし、スマホゲームをする時もあった。問題集とノートを広げているだけでぼーっとしていた時間もあった。そんな時間を17時くらいまで過ごしていた。
直前期には流石にその時間を22時まで延ばしたけど、アニメもテレビのバラエティもYoutubeも全く制限しなかった受験期だった。
だからこんな受験勉強を頑張ったとは到底思えなかった。第一志望からもレベル下げて受験したし。
そして大学に入り、1年後期の途中から徐々に講義をサボり現時点で留年ほぼ確定状態。
何やってんのこいつ
意味が分からない。何度同じ過ちを繰り返すのか。
俺はこんな人間です。
大雑把な自己紹介というか学生時代を振り返ってみたけど、やはり自分は中2の頃から行動も考え方も全く変わっていない。
人間関係から逃げて学校に行かず、嫌なことはサボって隠れる。そんなことを繰り返してきた人生。情けない。
本音を言うと、中高と行かなくなってしまったのはしょうがない部分もあると思っている。小学生の頃から行きたくないと言って泣いてた日もあったくらいなので、根本的な部分で無理なのはわかっている。今も学校なんて行ってもろくなとこじゃないという考えは変わってないしね。
人間関係の部分も拒絶するのはよくないと思っているけど、学校でのコミュニケーションは苦しい面があるのは間違いないし、こっから少しずつ変えていくしかない。
問題なのはそこじゃない。
何にも打ち込んでこなかったこと、これが一番駄目。
学校が嫌ならそれ以外の部分で何か成功させないといけない。
物事に全力になれなくて、サボり癖があるのはずっと前からわかってるんだから、だからこそ何かを始める意識は常に持ち続けないといけない。
今まではなにかと言い訳を探していた。やりたいことを探しているからとかそれっぽいことを言って正面から向き合っていなかった。
けどとりあえずやるしかないんだと最近やっと理解できた。
頭ではわかっていても心からちゃんと受け入れ切れていなかった部分なので、これは成長なのかな。まだ甘々の楽観主義者ではあるけれど。
noteを始めたのもその一環で、自分の考えを言語化する訓練だと思っている。バイトも始めたし、一応Youtubeも始めた。何をするかは全然決まってないけど。
「とりあえず始める」が出来なかった自分にとっては大きい一歩。
これからも自分に甘いのは変わらないだろうけど、これは長所だとも思ってるからとりあえずいいか。やりたいことしか始めてないし。
大学の方はやりたくないことだけど、最低限はやる。留年はしょうがないとして、放り投げることはしないように、と思っている。まあなんとかなるだろう。
早く二十歳にならないと。
周りと多少違っても、前に進まないといけない