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中間選考=読者選考か? カクヨムコン9短編賞

恐る恐る参加していたカクヨムコン9の短編賞、中間選考(=読者選考)に通過していました。正直びっくりしています。なぜかというと、投稿締切前後の時点で観測していた自作の累計順位がエンタメ総合部門3011作中936位だったからです。昼休みからずっと「なぜなのだろう?」と考えてました。なぜでしょうね?


累計ランキングではなく日間や週間ランキングを重視されているのではないか

大半の作品は投稿、完結から日を重ねるごとに累計ランキングの下の方に沈んでいきますので、より多く多彩な作品を拾いたい場合、審査で参考にするのはむしろフレッシュな日間や週間ランキングなのではないか?

下読みにかなりの人員を投入しているのではないか

自作はPVが少なめの割には幸い評価はいただけたのかなと思っています(本当に貴重な評価やレビューをいただきました。自信につながります!)。それにしても、通過作一覧における自作近辺の数作を覗き見したところ、自作はやはり数字的にはかなり下の部類だなという印象です。単純な足切りをしていないとしたら、中身を見て審査をする必要があると思うんですよね。けっこうな労力なのではないかと思われます。なので、想像以上の人員を動員している可能性があるなと、そう思いました。
しかしそもそも、読者選考度外視の「特別審査員賞」というものが用意されている時点でどういう読み方かはわからないけど足切りだけではないのだろうなとは思う。
※3/16追記「特別審査員賞」の対象は長編部門のみのようですね。であれば応募要項にある「読者選考によるランキングを参考に」下読みが行われていたっぽい。

応募要項にマッチしていたのかな

応募要項を読み取る力を鍛えているのでこの可能性はあるかもしれません。狙いとしては「映像で映える」にかなり注力していました。成功したかな??
※3/16追記 長編部門は「映像化」と明記されているが、短編賞は「コミカライズ」前提みたいです。応募要項の読み込み足りてない(笑)

誰かに刺さった?

点数以外で選考に残るのであれば、審査にあたったどなたかにぐっさり刺さった可能性が高いように思います。しかし中間選考と同時に発表があった、読者選考度外視らしき審査員特別賞には選ばれてはいないため、真偽は不明ですね。その過程で拾われた可能性とかはあるのかもしれませんが。

とあるカクヨムコンエッセイの内容が、全て合っていた説

応募および執筆前にいくつかエッセイを物色した中で、および腰のわたしにとって勇気づけられたエッセイがこちらでした。仮説が正しい場合、確かに自作の場合でも通過の可能性は充分あると言えます。
※3/16追記 自作は☆23でした。ご参考まで。自分の観測内では☆〜20の作品もありますね。

中間選考通過作の傾向を非常にざっくりおおざっぱにわかりやすく解説されていたので、こちらに書かれていることは対策としてすべて実行しました。
あとは該当のエッセイの中でもリンクが貼られていますが、カクヨムが公開している過去のコンテストの情報なんかも参考にはなる。
カクヨムコンの応募要項は隅々まで読み込むとかなりオープンだし非常に明確でわかりやすいんですよね。広すぎる門戸。


ピクシブのコンテストで入賞してから調子にのっていくつもコンテストに出してかすりもしない現実に、一年ほどなかなか苦い思いをしてきましたが、以外なところで兎にも角にも「選考突破」は嬉しいニュースでした。
なんでかはちょっとはっきりとしたことがわからないですが、こういうパターンもありました、なんていう一例として、ご参考まで。
「読者選考」なんて言われると尻込みしてしまうが、単純な人気投票では無いことが実体験としてよく分かりました。「読者選考」という名づけは正しいのかどうかはさておき、参加者への牽制だとしたら、カクヨムおそるべし。
なにはともあれまだお祭は楽しめそうでほっとしています。よろしければ自作をご覧になってください。
自分なりに「SF」として書いたものが選考に通るのは初めての経験となりました。だから余計にうれしい。

人工知能に仕事を奪われ右往左往する人々を、骨董すり鉢が冷めた視点で生温かく見守り一人称で語る、そんな短編です。カクヨムコン9短編賞、エンタメ総合部門、中間選考通過作。よろしくお願いします。

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