古賀コン6に参加してみました
私がムフムフムフフした作品(投票先作品含む)
所沢海行さん 「☆1」
WEB検索でマニュアルが出てこないたぐいの業界は、わりとこんな感じかと。おそらくめったに新卒社員を採らないから教え方もわからない。そして新卒さんは3年以上在籍しないと用語の意味がわからない。諸先輩方がムフムフ笑い話にしている内輪ネタが、わからない、そういうセカイなんです。リアルだなーと思いました。
葉月氷菓さん 「流星チャーハン」
「3秒クッキング爆速エビフライ」(レッツ検索)は話題性を高めるためにあえて設定や説明をはしょっている向きがありました。しかしこちらの「流星チャーハン」は、架空なのに設定ゴリゴリであります。筆者様の功績により近い将来「流星チャーハン」が実現するでしょう、そう宣言したくなる濃密な作品でした。
葉月さんは普段から私生活で些細な行動において設定を熟考されているのかもしれません。それこそムフムフと。素晴らしかった。
萬朶維基さん 「薔薇と能楽」
顔出ししていないことをいいことに、ってそりゃないだろって、最初ムフムフしているだけだったのに。気付けば家族寝静まった時間にハイボール飲みながらゲラゲラ笑ってました。(そして投票させていただきました。)
戸惑いながらも証拠になり得る(?)断片を力強く羅列し確信を強めていく一人称に、圧倒されました。
自分の積ん読の中に三島由紀夫の「春の雪」がありまして。文庫本を開くたびにムフムフして集中出来ないこと、確定致しました。まことにありがとうございます。
UBEBEさん「『地球』への上位レビュー」
レビューパロディー系の中でいちばん好きでした。「上位」レビューなんですよね…きびしー。つらい現実味がありつつ、返品とかジョンレノンとかちょいちょいフックが効いているところがムフムフできて良かったです。通報まであるバリエーション。ネットの海を感じました。
古賀コン6感想
以上、手元のメモで投票用○印があり且つ、溢れ出るムフムフが抑えられなかった数作品のみとなり、ご容赦ください。
私が普段参加するコンテストは、利用している投稿サイトにより分断されてしまう傾向があるため、古賀コンでしか知り得ない素晴らしい方々の作品に触れることが出来ました。思い出しムフムフが止まらない。
そしてわたくし自身も手癖を自覚できて大変有意義でした。
ありがとうございました。
楽しかったです。