生きづらさって「できない」より「疲れる」じゃない?
こんにちは、お疲れ様です!
昨今、発達障害が段々と認知されてきて出来ないことが直接イコール生きづらさのような表現をよく見かけませんか?
確かにできなくて生きづらさを感じることもありますがどちらかと言うと、「疲れる」という面での生きづらさもあると思います。
そこで今回は「発達障害・精神障害って疲れる」をテーマに日々の思いのたけを、出来るだけ毒を吐かないように書いてみようと思います。
単に生きるだけでドッと疲れる
できないことをできる人と同じ感じに近づけることに疲れる。
察して文化の日本で全ての会話にアンテナをフル稼働させて、頑張ってコミュニケーションをするのに疲れる。
特性をできるだけ抑えることに疲れる。
発達障害が疲れやすいというのは、無意識下でこういったことを頑張っているから疲れるというのもあると思います。
疲れるしストレスは貯まるのに、ADHDを持ってる場合は脳が常に多動だから睡眠障害を引き起こしやすく、体も精神もぐったりなのに寝ることもできずより疲れる…
社会人ならみんな疲れているよ
そう助言されることもあるけれど、
みんな寝れるじゃん。私寝れないもん。
寝れないなら体がそれほど疲れていないから、もっと頑張れるって世の中の人はアドバイスくれるけれど、
18km以上・高度400mの山を登って降りてを真夏に行って、もう足も動かないくらい疲れても「頭は超元気!徹夜できるぞ~!!」ってレベルで不眠だから、きっと頑張ってないから寝れないわけじゃないと思う。
ちなみに、私の場合は虐待性の解離性健忘とPTSDの合わせ技で、
寝ることがフラッシュバックのトリガーなので、入眠障害・途中覚醒を持っていて、一時期は犯罪に使われるような強い薬を飲んでいました。
こんなに疲れるのに、2次障害にもなる
メジャーなものなら、うつ病・パニック障害・睡眠障害。
どれも1つでも罹るだけで最悪社会人生活が終わってしまうような精神疾患にかかります。
生育環境からくるストレス、不眠状態の継続、寝ても寝ても取れないレベルの疲れが毎日蓄積することで起きるモノ。
どれも自分で「かからないようにしよう!」がなかなかできないモノばかり。
でもそれだけ頑張った発達障がい者は、目に見えて気や身体を病まない限りは世間からは「手抜いてるんでしょ?みんな頑張ってるんだから…」と言われ続けます。
そりゃあね、生きるのにも疲れるよね
生きづらさをそのまま直接感じるのって、コミュニケーションがうまく取れなかったときや障害上無理なことがあった時だと思う。
だけど、どうしても見た目じゃわからない障害だから、
世間の人は健常者レベルの基準を障がい者にも適用して「もっと頑張れ」と呼びかける。
でも、寝れない・凄まじく疲れる・精神疾患を起こしやすい。
それでも生きるためには、障害特性を押さえつけて毎日頑張るしかない。
そうしないと、とてもじゃないけど生きれるレベルの賃金をもらえないからね。
その上普通に風邪をひくし花粉症にもなる、持病があればただでさえ少ない賃金からガンガン医療費が飛んでいく。
精神的にも身体的にも、お財布的にも問答無用で容赦なく身を削られて行って、掛けられる言葉は「みんなそうだから、もっと頑張れ」。
そりゃあ、生きづらいって感じるよね。
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