【発達障害と家庭】私がどうして鬱になったのか
こんにちは、お疲れ様です。
皆さんは精神面はお元気でしょうか?
私は、元気ではないです…
今回は発達障害と診断される前に、鬱、解離性健忘、不安障害、脅迫性障害と診断された私が、なぜそこまで2次障害を引き起こすに至ったか?をお話したいと思います。
なんでマイナス面の記事を書くのか?
まず初めに手短に、この記事を書くのに至ったかを説明します。
それは、私の苦手なもの困難なものに対する心持ちに「精神状態が密接に関係している」から。
例えばおなじADHDでも、タスク管理失敗してミスっちゃった!
という場面でも、こういうこともあるよね。
と流せる人もいると思います。
でも私は、激病み・数カ月の体調不良・自信喪失・希死観念…と流すことが出来ません。この理由をどこかで語らなければ、私が行っている対策への考えも伝わりづらいかなと思ったため書きます。
ただ、この手の話題には教育虐待・いじめ・機能不全家族の要素が密接になるので、読んでいて苦しくなったらスグに画面を閉じて好きなことをしてくださいね。
頭のいい親と凸凹な私
私の親は東大は滑り止めなんて言うほど頭のいい親でした。
頭が悪い人のことが理解できず、蔑み軽蔑し清掃員さんなどの立場を悪く言うタイプなのに、外面はよく良い父親でいいね!と言われて育ちました。
小学4年生の頃、今考えると学習障害で漢字が全く書けませんでした。
でも親は理解できないんです。
理解できないので椅子にロープで括り付け縛られ飲食、お手洗い、睡眠を禁止され薄暗い部屋で叱責されながら漢字をひたすら書かされました。
時には包丁を突き付けられたこともあります。
それが8歳から10年以上続き、高校生の頃は親に半ば無理やり入れられた塾の終わりの駅のロータリーまでの短い時間が唯一の安心できる時間だったのを覚えています。
地獄の家庭環境と学校
それでも乗り越えられたという話はよく聞きますが、大抵は友達がいたから。
ただ私はASDの特性もありいじめられることはあっても、深く仲良くなることは基本ありませんでした。
いじめも内容は書きませんが、今時なら裁判したら勝てる自信はあります。
つまり地獄の家庭から地獄の学校にいって、地獄から地獄へ帰っていました。
自己肯定感を決定づけた親の言葉
私は解離性健忘の症状で親と学校にまつわるほぼすべての記憶をなくしています。
当時私の心を本能として守ろうとした結果らしいです。
そんな私でも親のある一言は一言一句覚えているものがあります。
それは、テストで100点取れなくて強く叱責された次のテストで、学年1位と満点を取ったときに言われた
「お前にそもそも価値がない。だから、その成績にも価値がない。お前が何をやっても価値がないから出来てないのと同じだ」
と手を出されながら怒鳴られたのを強く覚えています。
それからは、特に勉強はしなくてもいっかな。と生きてきました。
だってできなくても怒鳴られるけど、やったらやっただけ怒鳴られ出来てないって殴られる。
だったらやらなくても変わんないじゃん、やらない方が安全じゃん。
(成績が自宅に親展で送られてきていたので避けるのは不可能でした。一回命の危険を感じて開封して隠したら、同居していた祖父に包丁を突き付けられました。)
底に落ちた自己肯定感一生治らない精神障害
そんな地獄と地獄を行き来して、希死観念だけを希望に持って育った私は一生治らない障害と「お前に価値はない」とこびりついた価値観を持つ発達障害者になりました。
少しのミスでもやっぱり価値がない私には無理なんだ…
とすでにボロボロでつぎはぎのメンタルは、すぐ崩壊。
そんな地の底に落ちた自己肯定感を引きずった結果
抗うつ剤、精神安定剤がないと日常生活が不可能
結果として、発達障害と当時分からなかった面はあるけれど、2次障害で鬱・睡眠障害(入眠障害・途中覚醒)・複雑性PTSDを発症しました。
今は睡眠薬も含めた薬がないと、家庭環境をフラッシュバックし通勤どころじゃない精神状態になります。
また、幼いころ夜遅くに帰ってくる親にたたき起こされ怒鳴られていたため、夜に寝ることがトリガーのフラッシュバックがあり睡眠すら困難になりました。
子育て中の方が子供にできる事
私は、私のような思いをする人は生まれてほしくないと思います。
そう生きてきた私が、親にこうして欲しかったということは、
・定型の親の尺度で子供の価値を決めないで欲しい
・定型の子ができるからって、出来たことすら怒鳴ってほめないのはやめてほしい
・発達障害の検査をもっと幼いころにしてほしかった
このことがしてほしかったです。
でもストレスがすごく貯まるのもわかりますので、趣味をなくさないで欲しいです。子供のために趣味を辞めると、あんたのために辞めたのに!!とどうせ子供に当たるので、親の好きなことはぜひ続けてほしいです。
どうか、私みたいな子がこれ以上出ませんように…
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