#1 古着屋開業したい人へ。
はじめまして。akishow(飽き性)です。
古着屋の経営を10年。販売員時代も含めるとアパレル業界歴は15年以上になります。これまでに2店舗をセルアウトしてきました。
現在はフリーの古着バイヤーとして卸売をメインに行いつつ、古着屋の開業サポートや商品、店舗関連のディレクションなどの単発案件を受注している個人事業主です。
きっかけ
僕が開業をお手伝いしたのはこの5年間で5人(男性4人:女性1人)、その他お客さんだった大学生や知人の紹介などで相談を受けた人数を含めると20人以上。
大体質問や困っていることは同じで、あとは結果的に背中を押してほしいだけの場合がほとんど。
答えてる内容が同じなら、もういっそのこと公開して、これ読んでくれーてしちゃえばいいじゃん。て。
幸か不幸かコロナ禍で時間もあるしね。
とりあえず思いついたことから書いていくので自分でも公開順番がよく分かっていないことと、文体が適当だったり、たまに言葉が荒くなるのはご容赦ください。
あとは身バレ防止で数字なんかは少しイジると思うけど、大きくは外れないからこれもご勘弁。
このnoteが参考になりそうな人
先に挙げた5名で現在も続けて運営しているのは3人。
これが多いか少ないかは分からないけど、みんな上手くいってる方だと思う。店を畳んだ1人は結婚を機にだし、もう1一人は別事業への転換の為。
少なくとも現在の情勢が影響している訳でも経営不振が理由て訳でも無かった。
そもそも僕は大型店を経験していない。だからアドバイスできるのは自分がやったような個人店の経験だけ。
その結果が上手くいっただけだから(もちろんプランは死ぬほど考えてる)、僕がこれから書くことが当て嵌りそうな人は参考にしてほしいし、そうじゃない人は単なる読みものとして話半分に読んでほしい。
まず大前提として僕は大きく稼げなくても、"ストレスなく楽しく働いて、食べることに困らなければ良い"と思っている。
もちろん体力的にきつい場面は何度かあったけど、これからのことを思うとどうとでもなったし、おかげで風邪も引かなくなった。
だから僕自身が実行したり、立ち上げを手伝う時の絶対条件は"無理しない"こと。
この"無理しない"をもう少し踏んで、ようやく開業までの具体的なことが書いていける。
・初期費用は250万円以内
・立地は地方都市の低階層
・商材はレギュラー古着メイン
・買付は国内のみでも可能
・スタッフは自分含めて1人~3人程度で回せること
正直自分で書いてても緩い条件だなと思う。
各項はこれから掘り下げていくけど、古着屋をやる上で僕が1番必要だと思っていることは"〇〇力(リョク)"だと思っている。
これさえあれば上に挙げた緩い条件でもやっていくことができる。
あとはみんなに伝えている(もちろん自分自身にも)のは、
・行動しながら考えること
・インプットを怠らないこと
あと何年後、あと〇〇万円貯まったら。
なんて言ってるヤツは絶対やらないし、10年前ならまだしも現在は2、3年の短い期間で世の中が変わっていく。
パンデミックは誰も予測できていなかっただろうし、オンラインが主戦場になったことだったり、メルカリの台頭もそうだ。
今考えて練りに練ってる完璧なそのプランが3年後通用する保証なんてどこにもない。
今すぐやれ。そんでダメだったら修正し続けろ。
大丈夫。修正するってことは、上手くいってないってことは、誰にも見られてないってことだから。恥ずかしくなんかない。