『土方歳三資料館』へ行ってきました。【新撰組ゆかりの地】
土方歳三の兄から数えて6代目の子孫・土方愛さんが運営しています。
先日「燃えよ剣」を読み終え調べ物をしていた際に発見し、10月と11月の数回の開館のあとに長期休館するということで行ってきました。
行き方
場所は新撰組発祥の地である、東京都日野市。
最寄り駅の多摩モノレール「万願寺駅」へ。ホームの看板にもしっかりと書かれています
改札を出て右側、3番出口の階段を下ります。
階段を下りたところにある交差点の角、街の標語が新撰組隊服のだんだら模様になっていました。
外観
信号を渡って右に行くとすぐ看板があります。
この日は12時オープンで12時ちょうどに行きましたが、すでに長蛇の列。
左に映る塀が資料館で、入り口へ向かって左に列が続いています。
資料館入り口には土方歳三の生家や愛刀「和泉守兼定」について書かれた看板。
表札に普通に「土方」って書いてあることに感激。
資料館は住宅の一角に設けられており、キレイな庭があります。
土方歳三の胸像。凛々しい。
館内入り口。入館料を払ってパンフレットをもらいます。
展示内容
館内は撮影禁止なのでパンフレットを紹介。歳三が土方家の家業である石田散薬の薬を売り歩くのに使った薬箱、天然理心流の稽古の際に使われた木刀などがあります。
なんといってもメインは「愛刀 和泉守兼定」。歳三は新撰組として京都で戦い、戦友を失くしながらも戦いに導かれるように北上、函館戦争で最後を遂げる。常に戦場を共にした愛刀を見られるのは感無量。
今回は刀身は公開していませんでしたが、柄巻(柄に巻いてあるやつ)と鞘には擦り切れや古傷が刻まれており、歴史を感じさせる風格がありました。ぜひ実際に足を運んで見てほしいです。
資料館出口には歳三が自ら植えたとされる矢竹、新撰組の「誠」と家業の石田散薬の旗が立っていました。
隣には天然理心流の木刀を再現したものが置いてあり、実際に手に取って記念撮影ができます。
最後に記念撮影。待ち時間中も読み直していたので、展示を見ていると数々のシーンが思い浮かんで胸が熱くなりました。
お土産
館内では石田散薬Tシャツやトートバッグを販売していました。ほかにも刀剣乱舞グッズなどもありました。
オープンして2時間くらい経っても行列は続いていました。写真奥の青いテントの下では土方歳三まんじゅうやサイダーなどのお土産も売っていました。
案内
10月、11月の数回の開館で長期休館ということで、ギリギリで行けて良かったです。
詳しい開館情報などは「土方歳三資料館」公式サイトをご確認ください。
周辺には「佐藤彦五郎新選組資料館」や「新選組のふるさと歴史館」など新撰組関連の施設もあります。
新撰組、土方歳三が好きな方はぜひ足を運んでみてください。