心臓と肺のつながり
最初に簡潔に。
心臓が、酸素を含んだ血液を全身に送り、全身に酸素を届ける。
血液は、全身から、二酸化炭素を受け取り、これを心臓まで戻す。
心臓に戻った血液は、すぐさま、肺に送られる。
肺は、血液の中から二酸化炭素を取り出し、替わりに酸素を入れる。
酸素の入れられた血液は、すぐさま心臓まで戻される。
この動作の、リピート。
次に、もう少し細かく説明する。以下と通りとなる。
二酸化炭素を含む血が、全身から心臓に、静脈を通して戻ってくる。
この血が、心臓から肺に押し出される。
肺が、血の中から二酸化炭素を取り出し、お返しに、血の中に酸素を入れる。
その血が、肺からまた心臓へと戻される。
この血が、心臓から全身に送り出される。
ここまでの動作が、延々とリピートされている。
これが、心肺機能。心臓と肺の関わり。
上記を、もう少し細かく説明すると、下記の通りとなる。
そもそも、心臓は、大きく分けると4つのエリア(部屋)で構成されている。
左側の、心房と心室。
右側の、心房と心室。
心房は、血液が外から心臓へ戻ってくる、入口としての部屋
心室は、逆に、心臓から血液が出ていく、出口としての部屋。
左心房に、二酸化炭素を含んだ血液が、全身から戻ってくる。
その血液はすぐに、左心室に送られる。
左心室は、左右ふたつの肺とパイプでつながっている。
そのパイプを通して、二酸化炭素を含んだ血液がすぐに、左心室から肺へと送られる。
肺の中で2~3秒ほどかけて、血液から二酸化炭素が取り出され、替わりに酸素が送り込まれる。
二酸化炭素は、そのまま肺から吐息として体外に放出される。
酸素を含んだ血液は、さっきとは別のパイプを通って、すぐに肺から左心房へと送られる。
つまり、血液は心臓から肺に送られ、数秒で肺から心臓に送り返される。
左心房に届けられた酸素を含む血液は、すぐに左心室へと送られる。
左心室のパワフルな力で、この血液を全身へと届けるべく、心臓から血液が”発射”される。
この心臓と肺の動きの関係性を、超簡潔に言い換えれば、以下の通り。
心臓の左側の血は、いったん肺を通って心臓の右側に送られ、
そこから全身に血が流されていき、また心臓の左側に戻される。
この永遠リピート。心肺停止するまでは。
以上。心臓と肺の関係。
たぶん昔学校でならったのであろうが、
たぶん常識なのであろうが、
忘れちゃってたので復習。
備忘録として記載。