正月明けにすぐ検診とかひどいわ。
健康診断が大嫌いである。健康診断の結果が死刑の宣告のように感じるからだ。まあ、「まあ年齢相応の不具合程度でしょう」と証明され、すぐさま死ぬわけでもなかろうということで、当面は死から目を背けて過ごすという側面の方が圧倒的に大きいのだろうと思うが、「具合がよろしくないから精密検査を」となったりすると萎えるどころが絶望的な気持ちになるからだ。
絶望的な結果を手にしたわけでもないのに、本当に体を悪くした人からすると失礼極まりない話である。その心理は、来たるべきだれでも通る死への道へと進む予行練習的なものだろうと思うのだが、予行演習と言うよりも、自らそっちの方向を引き寄せようとしているようにも思う。だってもう予行演習は十分毎日のようにやってるからね。いつもなんか悪いことが起こったらどうしようとかばかり考えているからね。
野生の動物のように生きていきたい。野生の動物がどんなことを思っているかわからないけれど、少なくとも健康診断の結果に一喜一憂したりはしないもんね。
なんなんでしょうね、この思考のくせは。幼いころからぜんぜん成長していない。
酒を飲んで夜に文章を書くと、こういう風になってしまう。