考えること
最近自分の思考回路が負。闇が深すぎてあれよあれよという間に沈んで行っちゃって「はて、一体どういうことだろう」と思っていたら、全然本を読めていなかった。いや、読んではいるけど熱中して読めてないと言うか片手間というか…。そういうこともあり今日は『叙述トリック短編集』を読破した。
あらすじも記載させてもらうとこんな感じ。でも初め読んで気づいたことは「わたしそこまで叙述トリック好きじゃない…」ということ。失礼なことに退屈だなと思っていたら『閉じられた三人と二人』以降、おっ…!と思うものがありとても楽しく読ませていただいた。その前の章の恋愛模様も面白かったけど、一番驚いたのが『閉じられた三人と二人』だった。見破れず地団太踏みながらも最後まで読み進めると、最後の最後で…。これは全章が盛大な伏線なのです。面白い。また一つ苦手が好きに変わった瞬間でした。
最近の自分は切羽詰まって周りに何かを求め過ぎていた気がする。どうして、なんで、と周りに求めても仕方ない。淡々粛々と物事を進めるしかない。他人からの言葉や感想が頂けたら感謝すること。当たり前じゃないことを当たり前と思うところだった。ちゃんと気づけて良かったとほっとしてる。淡々粛々とやってきて降り積もったものでしか、自分は構成されないし、後にも残らない。だからもう少し、物語の深みにハマろうと思う。幸い読まなければいけない本は膨大にある。その膨大な物語たちが私の今の気持ちを癒し、冒険させ、時にはワクワクドキドキして、また自らの軸となり一歩一歩前へと前進していくことができるだろう。どこまでできるかはわからない。でも自分が読んだり書いたりしなければ確実に進まない。だから前を向いて書いていけるように頑張るね。良かったら見守っていてください。ではまたいつか。
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