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チャンス無限大社会へ

今回の総選挙が始まってから、noteで記事を書き続けてきました。ひとりでも多くの国民の皆さまに、私の政策、そして思いを知ってもらいたいと考えたからです。けれど、いよいよ、この選挙期間中の記事更新は、これが最後になります。残りの時間は、最後の1秒まで、街頭で私の思いを訴えるのみです。

最後のテーマは、#チャンス無限大社会です。これまで政治家として、様々な政策を訴え、実現させてきましたが、根っこにはずっとこのテーマがありました。

#チャンス無限大社会 」 とは、いつでも、どこでも、誰でも、何度でも、何歳になっても、学び直し、働き直せる社会です。具体的には、リカレント教育の充実や、再就職支援の拡充、これらの徹底した公的支援です!

なお、大人になっても学ぶ意思、意欲を持ち続けるには、乳幼児期の健やかな成長が大切だと、様々な研究が示しています。その意味でも、これまで訴えてきた「ネウボラ」を筆頭に、みんなで助け合って子育てできる社会作りは欠かせません。

かつて、私たちの若かりし頃、日本は終身雇用が当たり前でした。そこでは、企業が社員教育にとても熱心で、様々な知識、技能を教えてくれました。しかし、時代は変わり、終身雇用が完全に崩壊した今、企業はかつてのように人材を囲い込んでじっくり育てていく意欲を低下させています。経団連の最新調査によると、大企業の62.9%が、今後は「社員本人の自主性を重視したキャリア形成」を図っていく方針だと言います。つまり、キャリアを積んでいくのも自己責任の時代に突入しているのです。

厚生労働省や経済産業省は、頑張って学びの機会を作ろうとしてくれていますが、未だ不十分と言わねばなりません。例えば、我が国では、2030年までにIT人材が45万人不足すると言われています。ITに限らず、これからの成長が見込まれる産業に参入するための学びは、行政が受講料を公的に支援し、いつでも学び直せるような仕組みが必要です。

そもそも、学びの機会どころか、働く機会すら奪われている国民が、大勢います。

単に、セーフティネットとして、最低限の仕事を斡旋するのではなく、学んだことを活かしてキャリアアップ、収入アップにまでつながる行政支援が求められています。いわば「トランポリン型」の支援こそ、今の日本に必要なのです。

これは「福祉」というだけでなく「国家の成長戦略」の話でもあります。より生産性の高い産業に人が移動し、働くことは、経済成長の要諦です。「福祉」とは「投資」なのです。「財源がない(※)」などと言っている場合ではないのです。

「そうは言っても、財源は大丈夫なのか?」とお考えの方は、ぜひ下記のnoteをご一読ください。

なぜ私がこんなに#チャンス無限大社会にこだわるのか。それは、私自身が、自分自身のこれまでの人生で、本当に幸運にも、多くのチャンスを社会から頂いてきたからです。下記のnoteに記しましたが、私の人生は、まさに七転び八起き。それでも、今ここに立って、候補者として選挙を戦えているのは、これまで私の人生に関わってくださった、皆さまのおかげです。

しかし、私の場合、繰り返しになりますが、運が良かっただけです。人に、恵まれました。誰ひとりかけても、私は今の立場にはいないでしょう。だらこそ、運ではなく、仕組みをつくることによって、日本国民全員が、何度でも、いつでも、やり直せる社会を作りたいのです。


最近、「親ガチャ」という言葉が流行しました。親の経済状況や志向によって、子どもの人生は決まるといった意味です。売り場やソーシャルゲームの「ガチャ」に、親を例えたものだそうです。

正直いって、ひとりの親として、とても苦しい言葉です。一方で、現在の日本の多くの若者にとって、この言葉は、極めて切実なものであることを、私たち政治家は知らねばなりません。

コロナ禍で貧困は悪化、児童虐待も増加しています。若くして、親や祖父母の介護・ケアをする、いわゆるヤングケアラーも増えています。学ぶ意欲があっても、家庭の事情で進学できない子どもたちは、多くいるのです。

また、就職しても、30年近いデフレ不況の中、日本経済の先行きも見えず、社会保障の負担は上がり、給料は増えず……、一方で、人生100年時代とか言われて、もっと学べ、成長しろとつつかれる。しかし、企業はその支援はしてくれません。誰も、助けてくれないのです。こんな状況で、どうして、結婚して子どもを育てようと思えるのか。若者の未婚率が急上昇しているのも、無理からぬことです。

だからこそ、「 #チャンス無限大社会 」です。どんな家庭・地域に生まれようと、国が音頭をとって支援制度を整え、社会全体で個々人の成長を支え合える仕組みを作れれば、「親ガチャ」は、解決できないまでも、緩和できます。

そして、どんなに酷い失敗をしても、挫けても、気力が湧いてきた時、いつでも再挑戦できる。そんな社会を、私はつくりたい、つくらねばならないと思っています。それが、日本の成長に直結すると、確信しています。

今回の選挙戦、本当に厳しい戦いです。私は、勝ちたい。勝って、今を生きる日本人だけでなく、これから、未来に生まれてきてくれる子どもたちも、みんなが幸せになれる社会を、つくりたい。

どうか、私にそのチャンスをください。 投票所に足を運び、皆様の一票を、私に託してください。必ずや、人生を懸けて、そのご期待に応えてみせます。何卒、よろしくお願い致します!

選挙期間中の記事はこれで最後ですが、街頭活動は、最後の1秒までやっております!まちで見かけたら、ぜひお声がけください!!

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