長島昭久

自由民主党衆議院議員(6期、東京18区: 武蔵野、府中、小金井市)元防衛副大臣、総理補佐官、慶應義塾大学大学院および米国ジョンズ・ホプキンス大学SAISで修士号取得。現在、衆院安全保障委員長、憲法審査会委員、子どもの貧困対策推進議連幹事長。日本スポーツ協会理事

長島昭久

自由民主党衆議院議員(6期、東京18区: 武蔵野、府中、小金井市)元防衛副大臣、総理補佐官、慶應義塾大学大学院および米国ジョンズ・ホプキンス大学SAISで修士号取得。現在、衆院安全保障委員長、憲法審査会委員、子どもの貧困対策推進議連幹事長。日本スポーツ協会理事

最近の記事

武蔵野市住民投票条例についての一考察

今回の武蔵野市による住民投票制度導入をめぐっては、武蔵野市民の間はもちろん、全国の皆さんからも懸念の声が寄せられています。 結論から申し上げれば、松下市長は、ずいぶん乱暴な条例を、しかも粗雑なプロセスで成立させようとしているといわざるを得ず、市長には、いったん原案を撤回して改めて「市民参加」の条例策定プロセスをやり直すことを強く勧告したいと思います。 1.外国籍住民に「無条件」 で住民投票資格を付与するのは乱暴ではないか(ここでいう「無条件」とは、特段の要件を設けずに日本

    • チャンス無限大社会へ

      今回の総選挙が始まってから、noteで記事を書き続けてきました。ひとりでも多くの国民の皆さまに、私の政策、そして思いを知ってもらいたいと考えたからです。けれど、いよいよ、この選挙期間中の記事更新は、これが最後になります。残りの時間は、最後の1秒まで、街頭で私の思いを訴えるのみです。 最後のテーマは、「 #チャンス無限大社会 」です。これまで政治家として、様々な政策を訴え、実現させてきましたが、根っこにはずっとこのテーマがありました。 「 #チャンス無限大社会 」 とは、い

      • 積極財政に転換し、みんなで支え合える社会をつくる!

        選挙戦もいよいよ終盤です。期間中、様々な政策を訴えていますが、根っこはどれも同じだと思っています。「みんなで支え合える社会をつくる」です。それは、人権やヒューマニズムの観点から大切なのはもちろん、国家を成長、発展させていく上で、必要不可欠でもあります。 ◆ 本日、衝撃的なニュースが目に飛び込んできました。 新型コロナウイルス感染拡大を機に、失業が長引く女性が急増した。総務省の労働力調査では、4~6月の3カ月平均で失業期間が6カ月を超えた女性は34万人に上り、昨年平均の2

        • 日本の子育てには、お金がかかり過ぎる!しかも、妊娠・出産期から!

          選挙戦も、残り1週間です。選挙は、自分の想いを一方的に有権者に伝える期間ではないと思っています。逆に、皆さまの声を、たくさん頂ける大チャンスです。 私の選挙は、駅に立ち、まちを歩き、皆さまと話をさせていただく機会が多いです。そんな中「補助は結構いただいているとは思うのですが、それでも、妊娠出産、子育てにかかるお金が厳しくって……」という若い親御さんからの切実な声を、いくつもいただきます。 子育てにお金がかかる、というのは、よく知られた話です。私はこれまでも、義務教育の完全

          大人の都合でバラバラにされている子どもの権利を、「子ども家庭庁」でひとつにする!

          今回の総選挙、そして、先の自民党総裁選でも大きな話題となった「子ども家庭庁 (※1) 」の創設。大人の都合で蔑ろにされがちな、子どもをド真ん中においた政策を、強力に推進するための組織です。 ※1)「こども庁」で報道される場合が多いですが、この組織名称は仮のものです。私は「子ども家庭庁」がいいと考えています。子どもの支援には、親の支援が必要不可欠だからです。 実は、私はもう10年近く前から、子ども家庭庁の創設を訴えてきました。それがここにきて、山田太郎、自見はなこ議員のリー

          大人の都合でバラバラにされている子どもの権利を、「子ども家庭庁」でひとつにする!

          少子化の改善だけでなく、まち全体を活性化したまち、明石市。その要諦は、とことん親子に寄り添うこと

          選挙戦も、いよいよ6日目、折り返しです! この選挙戦を通じて(平時からですが)特に、子育て支援の重要性を訴えてきました。それは、今困っている親子を救えるから、というだけでなく、中長期的な視点で考えた時に、国家全体の成長にも直結しているからです。 単に政策を訴えるというだけでなく、実際に行動にも移し、まだまだとはいえ、成果も出してきました。詳細については下記のnoteにまとめていますので、ぜひ、ご一読ください。 実は、私がこれだけ確信を持って子育て支援に力入れているのには、

          少子化の改善だけでなく、まち全体を活性化したまち、明石市。その要諦は、とことん親子に寄り添うこと

          今ある尊い命を守れずして、社会の発展はない。フィンランドから学んだこと

          2018年は、私にとって、忘れられない年のひとつです。東京都目黒区で、親から虐待を受けた5歳の結愛(ゆあ)ちゃんが、尊い命を奪われてしまいました。 「もうおねがい ゆるして ゆるしてください」 覚えたてのひらがなで綴った結愛ちゃんの悲痛な手紙に、言葉を失いました。なぜ、こんなことが起こってしまうのか。最悪の事態になる前に、どうにかすることが、できなかったのか。 児童虐待、と聞くと、すぐに思い当たるのは児童相談所(児相)です。実際、この時の事件でも、児童相談所の対応に、疑

          今ある尊い命を守れずして、社会の発展はない。フィンランドから学んだこと

          困っている人がいたら、社会の側から、助けにいこう

          今でも、忘れられないニュース映像があります。約7年前の、千葉県銚子市で起こった、悲しすぎる事件。 当時親子が住んでいた県営住宅の居間で、母親が中学2年生になる娘を絞殺。凶器は、その4日前に行われたばかりの中学校の運動会で、娘が使っていた赤いハチマキでした。県の執行官が踏み込んだ時、二人がいた居間のテレビには、娘さんが映る運動会の映像が流れていたといいます。 この親子は、大きな借金を抱え、家賃をずっと滞納していました。犯行の日は、行政による部屋の明け渡しの強制執行が行われる

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          仲間との、涙の別離。そして、新しい始まり。「私たちは、長島党」

          本稿は、下記のエントリの続編です!未読の方は、ぜひご一読ください。 自民党で、ゼロからの出直し!私は、悩んでいました。(生き馬の目を抜くような権謀術数渦巻く政界ですから、これまでも苦労の連続でしたが、今回の苦悩は半端ない……) 有権者の皆さまに国会に再び押し上げていただいたは良いものの、これから政治家として如何にあるべきか。 こういう時は、いつも原点に戻ります。そう、私は、単に政治家でいたいわけではありません。ますます混迷を極める激動の国際社会の中で、日本の外交安保をリ

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          有権者は、みていてくれた

          本稿は、下記のエントリの続編です!未読の方は、ぜひご一読ください。 日本政府の外交安保をリードする存在に! 高校生の最後の年、昭和54年(1979年)。激動の国際社会にあって、党内抗争に明け暮れる日本の政治家をみて、愕然としました。国際政治をリードする政治家に、自分がならなければいけない、と決心したのです。 あれから、24年。私はついに国政の舞台に立つこととなりました。そして、米国での7年に及ぶ武者修行を経て、外交安全保障(以下、外交安保)政策のプロフェッショナルとして、

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          挫折と失敗。それでも、ずっと支え続けてくれた家族と、変わらない思い

          本稿は、下記のエントリの続編です!未読の方は、ぜひご一読ください。 どん底からの再スタート……! 志に燃えて、意気揚々と渡米したはいいものの、早速大きな壁にぶち当たりました。 英語です……!  大学院への入学を目指していたのですが、英語が苦手過ぎてそもそも受験資格がありませんでした。よくその状態で渡米したなと言われるのですが、生まれながらに楽観主義的な私は、なんとかなるだろうと思っていました……。汗 まずは、ヴァンダービルト大学(テネシー州ナッシュヴィル)で教鞭を執る

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          ただ、「政治家」になりたいわけじゃなかったから、裸一貫で渡米したあの日

          こんにちは!先日まで衆議院議員だった、長島昭久です。ついに、総選挙が始まりました。日本の未来にとって、とても大切な機会です。 国民の皆さまにとって、各候補が訴える政策こそ、投票する際の最も重要な判断要素であることはもちろんですが、合わせて、候補者の人となりも加味したい方もいらっしゃると思います。どんなにいい政策を訴えていても、それを覚悟を持ってやり切れるかどうかは、わからないからです。 そこで今回は、まずは私の人となりを知っていただくべく、これまでの歩みをnoteにまとめ

          ただ、「政治家」になりたいわけじゃなかったから、裸一貫で渡米したあの日