曲の間奏で踊るのが好き
踊りを見ている時、セッション中、
音楽が間奏に入った途端、踊ることを辞めてしまうのを見るといつも
「もったいないなぁ」と思っちゃう事があります。
と言っている自分もHouse Dance を始めた当初は、
間奏部分では踊るの辞めてました。
四つ打ちのアップテンポな曲に併せてステップだけをがむしゃらに練習していたから、音が減る間奏にはいった途端
「うわ!どうしよう、どうしよう!
リズムが遅すぎてステップ踏めない」
ってなってたなぁ、と。
約10年ハウスダンス踊り続けてきて、最近は間奏部分がむしろ嬉しいとすら感じています。
どんな曲も最初から最後までで一つの作品だと私は感じるので、
間奏も含めて大切に踊りたいって個人的に思っています。
今日は、間奏部分で踊る時に
普段心がけていることを書いてみます。
1、パワーを弱める
ここでの「パワー」は2つの意味があるとおもっています。
ひとつは、物理的な力。
特にHOUSE musicにおいては、重低音やビートがしっかりとしていて
力強く踏む事で、音を捕まえるような表現ができます。
何より、踊っている自分も心地よい。
でも間奏部分ではほとんどの場合ビートが弱くなり、音の数が減ります。
踏む力を弱めるだけでも、音の表現に変化が生まます。
あと、力強く踏む事以外(に気づけなかった私は)新たな発見も沢山あって、成長を感じられるきっかけにもなりました。
もうひとつは、気持ちの力。
舞台や発表、プレゼンなどで人前に立つ機会があるなら、きっと体験済みだと思いますが、緊張しているとどうしても余計な力が入っちゃう。(随所に。)
普段しっかりビートを捉えるステップを練習していると、
いざ「力を抜こう」としてもどこかに力みが出てしまいます。
とはいえ、緊張するな!と言っても難しい。
緊張しいの私は、「緊張しない練習」をするようにしています。
今回の事でいうならば、「力を抜いてリラックスして踏む事」を練習しています。練習を重ねていくと、少しずつ肩の力が入っているなあと細かい事に気づけるようになって、ナチュラルな力加減がコントロールできるようになります。
是非、やってみてほしいです。
2、ONカウントで丁寧に踏む
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8つのカウントを丁寧に踏むのもとても大切です。
House Danceはどちらかというと8ビートをさらに半分にした
16ビートに合わせて踊る事がほとんどなので、ビートが減ると困るのは自然なことなんじゃないかなあと思います。
いままで50mを7秒代で走っていたのに
急に、「2倍の遅さの14秒代で、今まで通り走って」
と言われたら、「ずっと7秒で走る練習してたのに」、って
困るんじゃないかなと。
(陸上素人なので、それが簡単な事だったりしたら是非教えてほしいです)
そして時には、自分が踊っている最中で間奏で音が減ったことに気づけずに、勢いでそのままのスピードで踏んでしまう事もあります。
でも、踊りを見ている側からすると、客観視できるので
「音が減っているのに、足は変わらずに動き続けている」
というギャップで違和感を感じてしまいます。
だから、間奏に入ったなあと感じたら
私は、「半分の遅さ」を意識して、丁寧に踊ります。
16ビートの時は足裏の前面を使うことが多いと思うのですが、音もゆっくりなので、かかともちゃんと意識して、足の裏全てに体重をかける。
しっかり足の裏全体を使うと、スローモションなニュアンスが生まれ、困ることなく動けるようになりました。
メロディやリズムが切れずにステップをしっかり踏む事ができます。
3、まとめ
・パワーを弱める
・ONカウント(8カウント)を丁寧に踏む
これを心がける事で、間奏でも素敵なダンスができるとわたしは思います。
何より曲が少し落ち着く場所なので、表現の方法は無限大です。
私の方法はヒントのひとつとしてお役立て頂けたらとても嬉しいです。
実践練習として動画も作ってみました。
ご視聴頂けたら、とっても、とっても、嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。